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2013年 09月 08日 ( 1 )
56年目の東京オリンピック
徹夜をしてまで投票結果を見るということもなく、それでも朝はTV画面の向こうの熱狂ぶりを見ていました。
Webで見ると、東京五輪」決定、56年ぶり開催へ-デフレ脱却を後押しというように経済効果の起爆剤となることが期待されています。
【産経新聞号外】2020年「東京五輪」決選投票イスタンブール下す [PDF]によれば、投票に先立って行われた最終プレゼンで安倍首相は、東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題について「東京にはいかなる悪影響も及ぼすことはない」と安全性を強調。
最後に票が伸びたのは、記者からの「東京が安全という科学的根拠」の質問に、首相が「第一原発の湾内0.3㎡内に汚染水を責任を持って封じ込める」と数値を挙げて回答したことや、皇室が表面に出たことが勝因といわれています。
汚染水漏れももっと早い段階で分かっていたであろうに、オリンピック誘致のマイナス要因になりかねない中で「国が責任を持って・・・」などという言い方がなされたのではという唐突感が強いです。
今回のポスターの“candidate city”を外して1964年東京大会と並べてみました。▼
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前回のときは、新幹線開通、都心の高速道路網建設、都心の高層ホテル群の建設などまさに国家的開発プロジェクトが組まれ、戦後復興した姿を世界に発信するという歴史的なイベントでした。
今回は国威掲揚・経済対策が狙いでしょう。1964年のオリンピックの位置づけと影響よりも軽さが目立ちます。
安部首相は、今回原発の依存度を下げるということも海外メディアに発してました。
対外的に宣言したことで、自然と調和した次世代が生きがいを持つ国創りへの流れが出来れば「いいのですが。安全を口実に、治安対策・テロ対策が強まる国家管理の国にならないことを願うばかりです。

1964年10月の日記を抜粋してみました。当時は北陸の地方大学の4年生でした

10月13日(火) オリンピック東京大会。三宅の重量挙げ金メダル以外にふるわず。
特に水泳は、今日までのところほとんどだめ。オリンピックはこの悲壮感に満ちた喜劇的な日本人のお祭り。
10月16日(金) フルシチョフ第一書記解任。イギリス労働党勝つ。
10月17日(土) 今朝の新聞に中共が核実験に成功した旨出ていた。この数日。今の時代は流動的と感じさせる事件が起きた。(中略=某政党の社会主義国家と資本主義国家の核実験は分けるべきとする主張への憤りが続きます)
10月18日(日) 水泳最終日。最終種目800m男子リレーで日本チームは3位に入賞し日の丸を揚げてシャットアウトは免れた。アナウンサーの興奮ぶりが大衆の気持ちを表しているのだろうか。連日マスコミで作りだされたモノのような気がしてならない。

気になるのか1行程度日本の試合結果のみ記述されています。
学生特有の批判精神と気負いの中で醒めています。
2020年の若者は、SNSで何をつぶやくのでしょうか。
by okadatoshi | 2013-09-08 19:56 | メディア | Trackback | Comments(2)