新しく作られた「
さんふらわぁ・ごーるど」に乗船し、5/24に大分の祖母山(1756m)へ登りました。
山に登るとき、夜行バスだと眠られませんが、フェリーの場合はなんとか睡眠は確保できるので、九州方面にはよく利用します。
前回の時と異なり船が新しく変わっていました。3500円余分に払うとスタンダードルームにランクアップします。部屋がカードキー形式になっていました。ホテルの様式が取り入れられています。今までは食べ物の食堂への持ちができていたのが新船になってから禁止になり、朝昼ともにバイキング形式。そのかわりラウンジ形式のテーブルが側面に置かれ持ち込み弁当を食べようと思えば食べられそう。室内で洗面ができTVも置かれているので家族づれには快適な船旅ができそうです。▼
予め大雨が予想されていましたが、百名山狙いの人がほとんどで、雨対策も十分。高齢の現地案内のリーダーさんが先頭を行きながら「よいしょ」と掛声をかけてあきらかにスローペースで先頭が詰まってリーダの後ろが団子状態。彼がしんどそうでした。9合目になって先頭集団を止め、「ほとんど登りました。この先が山頂です。皆さん、このまま行きますか、引き返しませんか?」とボソボソというので皆はびっくり。「天候状況の悪化やバスへの遅れが予想されるならリーダーの判断ですが、この調子で登りたい」という人ばかり。「では、登りましょう」といって登頂。最後に彼は座り込み、ストックで指さして「この上が頂上です」。
山頂は視界もきかず記念写真と撮ってリターン。帰りは、さらに雨の性で急坂がよく滑り3月に遭難者も出たことがあるという厳しい下山でした。リーダーは先に下り途中かなりの間隔。参加者の方が山に慣れている感じで今回のSのツアーのリーダーさんにはいささかびっくり。アンケートがあれば、苦情を書きたいという人が何人かいました。
登山口(09:30)→五合目小屋(10:30)→国観峠食事(12:41)→山頂(13:48)→登山口下山(16:50)。往復7時間。山頂にはアケボノツツジが咲いていました。▼