初日は山小屋を予約していましたが二日目は体調や天候にあわせて何通りかのコースを考えていました。仙丈ケ岳も行けそうなので当日予約をするかもわからないと事前に電話をしていた大平山荘をベースにしました。
この山荘も途中で行き交う方々から「細やかなサービスが行き届いた山荘」と聞きました。
この日(9/29)は宿泊客は9人。食事もおいしく米は両親が農家で自家製。キノコで具沢山の信州の合わせ味噌汁。山の幸が食卓に並んでいます。祖父長衛が最初にこの地に山小屋を開き志を引き継いでいるのがここの山荘。
自家発電のため電気の消灯後は灯油のランプがともされ薪ストーブで暖をとります。なかなか情緒豊か。この山小屋は父親が手作りで作り上げた小屋。その両親も高齢になり今は姉と弟で山荘の経営を引き継いでいます。
ここでも荷物を預けて仙丈ケ岳に登りましたが、下山するとイモの蒸かしたおやつや茗荷の漬物などのお茶請けが用意されていました。親戚の山荘に泊まってそこから山に登るという雰囲気。当日の宿泊客にはリピーターの方もおられました。
下の画像は、姉とキノコを洗っている弟さん。画像掲載は許可を得ています。
今までの山小屋と比べ今回は二つとも人情味豊かでかつ料理も工夫が凝らされ平日のために宿泊場所も余裕がありました。天候に恵まれたこともラッキーでした。