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記録映像の方がイメージを刺激されます
 ワイドショウが「ショウ」になり切り見たあと何も残らないのは、コメンテーターの主観で味付けされ一定の流れに沿った映像の編集やゲストの採用をしているからです。
 それに比べドキュメントは同じく編集されているにせよナマの実像の引用に訴えるものが全面に出ています。確かに視聴料の問題がありますが、視聴率に振り回されることなく取材費をかけて多様な分野を番組にしており、最近はNHKの総合や教育を見ることが多くなりました。
 今日の午後は、NHK講座日本史「映像でつづる昭和史(3)」を3:30から30分やっていました。(左の画像)高校生対象の講座というより我々の年代にも貴重な情報です。
 その後は、4:05から総合でプロフェショナルの再放送で「小児外科医」の心臓外科医誕生をドキュメントを放映していました。下の画面・右。ここで取り上げられている医者自身が元々傍系で光が当たらない医局生活の中からプロ外科医へ変わり後輩を独特の方法で養成していく過程が描かれています。
 プロフェショナルシリーズでは、仕事の流儀で「人生も仕事もやり直せる~弁護」もなかなかよかったですがついつい再放送も見てしまいます。
 このところ、トリノオリンピックの放送が注目を浴びていますが、これは日本の成果は芳しくなく今ひとつ元気がありません。過大な期待と視聴率優先の事前の水増しの報道体制が組まれたのではないかと思います。偽装とまではいわないけど、日本寄りの期待が多すぎ実態を正確に反映していない報道の結果、作られた「日本の活躍」の思い込みに振り回されたのではないかという問題点もあります。原田選手の体重が200g重くて失格など「彼らしい」ではなく、遊びでいくわけではないので誉めたもんではないでしょう。
 というわけで私は一向に深夜TVを見すぎて睡眠不足などということはありません。
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by okadatoshi | 2006-02-14 17:35 | メディア | Comments(0)
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