スカイマークスタジアムでオリックス監督だった仰木監督とのお別れ会が本日開催されました。TVでは、4000人の市民が集まったとありますが、白いカーネーションの献花とスグランドで去り難い人たちのためにかなりの待ち時間でしたが、皆寒空の中じっと待ってました。監督の座っていたベンチには花束が置いてありました。
1995年震災の年にユニホームに「頑張ろう神戸」の文字を入れてリーグ優勝、翌年には日本一を制しました。現役時代は輝くような個人成績を残したわけでもなかったですが、監督としては名将でした。仰木マジックといわれる采配と無名選手を育て、個々の選手のベクトルをまとめ戦うチームに仕上げる手法は見事でした。
下の画像は、1996年優勝の時のもので、まだ当時出始めのカシオQV10で撮影したものです。スタジアムの外で優勝決定の方を聞き、試合終了と共にゲートが開けられ、グランドを周るチームの姿を撮ったことが思い出されます。
自らの病の深刻さを知りながらそれを表面に出さずにチームの将来を語り引継ぎ、シャイに消えて行った監督は人生最後の締めくくりまでさわやか。