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早朝の散策コース(3)
早朝の散策コース(3)_b0036638_15455472.jpg昨日、今日と帰省ラッシュです。私の場合すでに両親とも他界しており先日、墓掃除を済ませました。
つれあいの親戚で一泊お世話になりましたが習慣になりどこにいても早朝目覚めます。因幡万葉歴史館の近くで朝の散策を満喫しました。
高校時代まで故郷にいましたが、そのころにはなかった史跡の表示が進んでいます。当時はあまり関心もありませんでしたが。大伴家持の歌碑も見つけました。家持は宝字2年(758)、因幡守に左遷されています。759年の 元旦 に、因幡国庁で万葉集の最後の歌を詠んでいます。付近には、国分寺跡の礎石なども村落のあぜ道の横にあったりして田んぼの中を歩くのも楽しい。今回は、今木神社「刻石」も見つけました。小高い丘の途中にあり参詣する人もほとんどいないのか、参道には蜘蛛の巣が張ってます。日本最古(紀元前56年)のシナイ文字といわれるものです。
都会であれば、もっと観光資源として整備されるでしょうが田んぼで働いている人はいても。散策をするような人とはあまり出会いませんでした。少子化にさらに過疎化も加わっているように感じます。万葉の時代には、もっと寂れており都から離れた歌人の心境はもさらにうらぶれたものだったでしょう。
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by okadatoshi | 2005-08-13 16:07 | 散策/登山 | Comments(0)
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