7月の始めに同窓会で上京したときに都立美術館でも同展を開催をしていましたがすごい行列で鑑賞はあきらめました。
大阪会場の展示に行くことに決めていたのですが、こちらでもバタバタしており、会期中の最後の平日の今日、やっと一人で
ブリューゲル「バベルの塔」展へ出かけることができました。▼
展示の最初の部分では、16世紀のネーデルランドの彫刻を並べ当時の宗教観などの解説が続き、ヒエロニムス・ボスが署名をして芸術作品としての認識が高まったこと、工房の活動にも触れています。最後の特設コーナーでボスの影響を受けたブリューゲルの作品へと導く構成になっていて、非常にわかりやすい展示方法でした。
内容は東京都立美術館での
「バベルの塔」展(クリック)のblogで詳しく網羅されています。米粒よりも小さな人物を1400人書き込まれた作品ですが、東京芸大が作成した現物を300%に拡大したパネルも圧巻の迫力でした。
大友克洋さんの「バベルの塔の内部構造を描く」作品。▼
回展示された目玉のバベルの塔は、60 x 74.5 cmのサイズです。
この画面上でクリックすると次のように任意の場所の画面が拡大して表示されます。▼
若いときに大枚を払って購入したブリューゲル全版画集から定期的に
気に入った絵を差替えて書斎に飾っています。その中のおなじみの本物の作品群に出会えて満足でした。
同時開催で同館のコレクション展「風景表現の現在」をやっていました。
坂本夏子氏の「ピンク色の波に乗る人たち」。▼
写真撮影禁止の表示がないので撮ってもいいのか訊くとインフォメー-ションで撮影許可証をもらうと撮影OKでした。▼
今日の歩数は12000歩。