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Q氏の男の手料理
先週末に上京し、戻ってから講義や雑用に追われ、やっとファイルの整理に取りかかりました。
上京二日目>同窓会&オフ会の下段に、”夕方はパソコン通信時代の仲間とオフ会”と書いています。この日に出された料理をまとめてみました。

Q氏とは、パソコン通信時代に知り合った方で30年近いつきあいです。
もともとは教育関係の出版社に勤め、その後に出版社を立ち上げパソコンと教育に関するマイナーではあるけどユニークな本を出版しています。
今は銀座の事務所を引き払い、自宅で規模を縮小し好きな本だけを作っています。

日本酒をこよなく愛し、自身も魚のアテを作りfacebookに登場する料理の画像にはイイネをするファンも多いのです。
お孫さんが家に来るときは、Q氏が腕を振るい大人数の料理を大皿に盛った画像が大注目。
曜日によって奥様と料理の分担をしていたそうですが、食材が日をまたぐと無駄になるとかで、今では朝食を奥様、昼と夜はQ氏が作っているとか。

最初は銀座か新宿でオフ会を予定してましたが、「土曜日はなじみの店が開いてない」と、Q氏宅で手料理をごちそうになることになりました。
近所に良い魚屋があり、この日は甘鯛、サーモン、カンパチを大皿に盛り自作ソースでカルパッチョ風に。中央は新鮮な鰯があったので蒲焼き風に。その横は牛肉のしぐれ煮。左下は鯛の昆布締め。サラダももちろん手作り。
こちらの食べ具合を見ながら、火加減を見て料理が次々に登場します。▼
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左は、近所の農家から完熟状態のトマトを購入。前日から出汁に浸して冷蔵庫に入れた一品。右はアサリの吸い物。美味でオカワリをしました。▼
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いなり寿司。じゃこを入れたものを酢飯の二種類を用意。▼
Q氏の男の手料理_b0036638_20290722.jpg
アルコールは、最初はビールで、シャンペン、赤ワインと続き、極めつけは日本酒の冷えた「初呑みきり」。
以下、Q氏に質問したこのお酒についての回答です。

日本酒は新酒として春に出荷するものを除き、通常は秋に出荷します。発酵を終えてタンクで寝かせています。七夕のころに酒の状態をみるため、タンクについている口を開けて少量を取り出します。これを呑口を切る「呑み切り」といい、その年最初に行う呑み切りを「初呑み切り」といいます。
近年は、この時期に出荷する酒が「初呑み切り」として売り出されます。
今回の酒は「神田和泉屋」が特別に仕入れることができた酒です。山廃仕込みの酒で乳酸発酵が強い酒です。

と今日のために準備をして頂いたもの。▼
Q氏の男の手料理_b0036638_20290775.jpg
話しが進み、準備していて出し忘れたものが、「サツマイモとリンゴのワイン煮」と「6時頃に食すために漬け込んでいたぬか漬け」であったと帰宅後メールがありました。
Q氏とはこのパソコン業界(笑)で出会う前にニアミスをしていました。
私が金沢で学生生活を送っていたころ、下宿先の筋を隔てた通りにある中学の2年生だったのです。当時街角で、Q少年とすれ違っていた可能性があります。
これらは、ネットで繋がってから分ったことでした。
Q邸の手料理が頂けるだけでも、また東京に行きたくなる宴でした。

by okadatoshi | 2017-07-07 20:32 | 人びと | Comments(2)
Commented by MSHIBATA at 2017-07-08 07:49 x
Q氏は懐かしいですね。震災前になりますが小束山に住んでいたころ学園都市経由で拙宅に来てもらったことがあります。
ツイッター見つけたのでフォローしました。
Commented by okadatoshi at 2017-07-08 08:49
MSHIBATAさん
教育工学の世界は、まだ新しい分野なので、今の最先端を牽引している方々で
50代を超えた年齢層では、パソコン通信から情報を得ており、pcvanや、Niftyに入っています。
そしてかなりの率で、STSやFCAIのフォーラムで接点がありました。
Q氏は、その両方を網羅し、そのメンバーの稀少の成果物の出版に関わっています。

MSHIBATAさんのtwitterのアカウント、私もフォローさせて頂きました。
(^^;)
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