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今日の一枚(4)>高校時代の油絵と再会
2015/03/08と同じタイトルです。
高校時代の恩師K先生宅を今回の帰省時に伺い、高校時代の絵を返して頂きました。手元に当時の油絵がほとんどなく、孫君にも”じいちゃんが高校生の時に描いた絵”を見せることができます。
これは高2(1959)の時に展覧会に出して市長賞を受賞した連作「駅にて」の一枚で、もう一枚は同窓会館に収納されています。▼
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額縁の後ろを見ると、『1961.3.10卒業記念としてK先生に差上げます 12回卒業生・・・』とあります。
当時はキャンパスも高価で夏休みに木枠を作り芯布を貼って膠と胡粉を混ぜて塗り自作していました。▼
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K先生は今や母校の伝説の名物恩師で、「腰が痛くて歩けないけど自転車には乗れるから」と今なお母校の華道部の指導に出かけています。我々の2回下の学年の同窓会に先日呼ばれ、化学の授業をさせられたと話していました。
by okadatoshi | 2016-03-19 13:57 | 絵ごころ | Comments(2)
Commented by kazewokiru at 2016-03-20 09:58

okadatoshi様

半世紀を超え、手元に戻って来た作品。
okadatoshi青年のその頃の心象風景が蘇りましたか?
長い歳月、K先生の家の中に溶け込んでいた絵を
どうしてk先生は、返却されたのでしょう。
何となく想像は出来ますが。
絵心はありませんが、力強いエネルギーを感じます。
Commented by okadatoshi at 2016-03-20 10:40
kazewokiruさん
K先生は、もうお年は、80代。
絵は二階の物置の中にあり、山済みの書類と本の山の中にありました。
もう、自力では取り出せない状態。
先生も、身辺整理を考えられているのではないでしょうか。
キャンバスの裏側を見ると、高校生の頃のあれこれが、紡ぎだされます。
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