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ご褒美の時間の過ごし方
11/08には団地の次号の広報紙の取材でご近所の家庭料理の撮影に行ったことに触れました。少しずつ原稿も集まり始めたので、その紙面構成を考え始めています。
頭の中でレイアウトをあれこれイメージをする時間が結構楽しいのです。

当日撮影した画像の中で広報紙には掲載しないものを紹介します。
落ち着いたご夫婦でお子さんは東京や海外に行かれ、今は団地にお二人で生活をしています。
友の会の活動をしておられる方で、ご主人の体調に合わせカロリー計算をした料理をきちんと作られています。
ごちそうになった珈琲とケーキです。
インドネシアで生活をしているお子さんから送られるジャコウネコ珈琲を頂きました。
この珈琲は最高級のものといわれ、いただくのは初めてです。
ケーキはアップルパイ風のドイツ菓子で手作り。カップはマイセン。▼
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ご飯は鍋で炊いて後は“鍋帽子”に入れるのだとか。この鍋帽子はわが家にもあります。こちらも手作りです。▼
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当団地は高齢化の最先端をいく戸建ての団地で、ここ数年の間に近隣で配偶者を亡くされ独り暮らしの家が増えています。
団地の役員選出も、くじ引きで会長や総務が勤まる人材の選出は困難になりつつあります。いつかは住民の状態に合わせた自治会活動の改編と見直しの時期が目前に迫っていると思います。
団地の役員になって、役員選出時に配慮の必要な方々の状況もわかってきました。
私も含め、やがて一人になり自力で生活ができなくなり、判断力もなくなったときはどうなるのか、皆さん漠然とした不安を抱えています。

昨日の“朝日新聞デジタル”のショッキングな記事です。
制度外のホームで「拘束介護」で約130人、体固定や施錠をされ、遺棄され、高齢者の尊厳が侵されている状態を報じています。▼
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子育てを終え、ご褒美の時間もやがて独りになり、最後は家族か行政の世話になり生を終えます。不慮の死や認知症への恐れがこれからの行く手にはあります。

元気に動ける間は動き、健康への気配りをしながら、日々を過ごす。
その延長線上にある近未来を受容していくということでしょうか。
by okadatoshi | 2014-11-10 20:20 | 日々の暮らし | Comments(4)
Commented by maruyamakazuyo206 at 2014-11-10 22:42
toshi様
友人のお姑めさんが、友の会に、入られていて、いつも
お話は、姑さんのお話です。とても尊敬されていて 心豊かになります。どちらも幸せだなあと感じます。年齢を重ねていくことは、気持ちも淋しくなっていかないように、自分で、心がけないといけないと感じます。toshi様の、ブロクは、元気いただきます。でも今日は、すこし淋しい気持ちも、おこりました。
Commented by okadatoshi at 2014-11-10 23:15
maruyamakazuyo206さん
考えてみれば、戦争を他国としない時代に生きてきたということ自体
僥倖なことかもしれません。
「団地の仕事がかなん」というよりも、「この年齢でまだやれる能力が残っている」
ということがありがたいと思うことにしています。
Commented by kazewokiru at 2014-11-11 12:00
okadatoshi 様
若い頃には考えもしなかった現実が、
もうそこにある事を感じつつ毎日暮らしているように思います。
僕よりも年長の方なら、尚更の事と、推察されます。

厄年に、2週間ほど入院したのが、唯一経験した大病ですが、あれから20年経過。
20年前へ溯り、、、あっと言う間の20年の出来事を考える時、
「20年先は、どうだかなぁ」歳月の早さを実感します。

年相応に、その場に立ち会ったり、人々を見送って来ましたが、
とても重いお話です。
Commented by okadatoshi at 2014-11-11 12:43
kazewokiruさん
「人生は後戻りのできない阿弥陀くじ」というフレーズを
私はよく使いますが、これからもその連続です。
毎朝、私の家の前を、ザックを背負ってよく歩いている同年代の方の
姿を見かけなくなり、聞けば脳梗塞で自宅でリハビリ中とか。
ネット部会でも、一緒に立ち上げたメンバーのうちすでに3人の方が
向こう側に逝かれました。
60代、70代、80代で毎日を過ごす感覚が変化してくるように思います。
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