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北の出講日、資格だけか本気で教職をめざすか
教科法を受講している学生の大半は教職の資格をとりあえず取得するという学生が最も多いです。中には理科や情報に数学を加えるいうダブル免許組も結構います。
教育学部ではありませんし、社会人になってから教職を取り直すというにはかなりハードルが高くなるので職業の可能性を広げるという点では資格を得ることはありえます。
ただ、企業の就活と教採試験を併行して行うというのは、両立しがたいので、3回生の終わりあたりには決断をしないと間に合いません。
模擬授業を見ていても、真剣に教職を狙っている学生とそうでない学生は分かります。
全員に指導案を提出し添削をして返却をしていますが、これがなかなかイメージが掴めないようです。
最近は、教材観、生徒観、方法観となど観点別の記述が加わり、現場の体験がない学生にとって教育実習での教案作成がかなりの負担になります。エア授業を繰り返しその結果を教案に反映した事前のキャッチボールを行います。▼
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範囲を予告して小テストも行います。二種類作成しますが、今日出題したものです。
塾の教師をやっている学生はそこそこ解けますが、現職時代をピークに高校の数学を解く力は減少し知識はROMではなくRAMに一時記憶されているのか、大学入学と共に電源が切れてメモリクリアされた状態です。
高校時代なら基本的なこの問題でも両方解けている学生は1桁に留まっています。▼
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潜在的な能力はあると思いますが、まだモラトリアムな状態が3回生では続いています。
もったいないなと思います。

講義後の授業評価や模擬授業の各自の板書の撮影とコメントつけての返却などが帰宅後も続き、木曜日のblogの更新はこんな時間になります。
by okadatoshi | 2014-06-12 23:32 | 情報/数学/授業 | Comments(0)
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