人気ブログランキング | 話題のタグを見る
どこでも彩色スケッチが描ける
デジカメに慣れ親しんでスケッチポイントになりそうな場所を撮ってそのままということが良くあります。
そのようなものがない時代にはスケッチは現場で描きました。
今見返すとラフの線画ですが当時のものに勢いを感じます。
印象に残ったものがデフォルメされてより臨場感があるのです。

携帯用のスケッチ用具を探すと、手のひらに収まるパレットなど、全然使ってないものが3セットも出てきました。
現職時代に学校行事で修学旅行や遠足引率の合間にスケッチをしてましたが、その姿を見て転勤の時のそれぞれの学校で送られた記念品です。▼
どこでも彩色スケッチが描ける_b0036638_1444612.jpg
他にも“水筆ペン”の未使用品が出てきました。
普段は筆先を水洗いしながら描いてますが、試しに使って見ました。▼
どこでも彩色スケッチが描ける_b0036638_145138.jpg
スポイトのように本体に水を貯め込み手で押さえながら筆を動かします。
筆先の水分が逆流しないような仕組みになっていて筆先の水分をティッシュで吸い取り新しい色をつけると濁ることなくきれいに発色します。
PIGMAペンで輪郭を描いた“尖塔”を彩色し、右に個々のの絵具を塗って見ました。▼
どこでも彩色スケッチが描ける_b0036638_1451834.jpg
左上はすべて水筆で描いた蕪。その下は“うす墨筆ペン”で輪郭を撮ったものに水筆で彩色。右は“奄美完熟たんかん”を送ってくれた教え子への礼状の葉書です。▼
どこでも彩色スケッチが描ける_b0036638_145361.jpg
ここで紹介したものは、水洗の入れ物は一切使わずにスケッチ用の固形絵具と“水筆ペン”で彩色をしました。
電車の中でも飛行機の中でもスケッチや絵葉書を描くことができます。
慣れればこの水筆独特のおもしろい表現も出来そうです。
これから外出ですが、鞄の中に一式入れて出かけます。
by okadatoshi | 2014-02-14 14:08 | 絵ごころ | Comments(4)
Commented by Hiro at 2014-02-14 18:47 x
スケッチについて 私も少しばかりの道楽的なことをしてきましたが、
okadatoshiさまの前では出る幕がありません。

先年 大原美術館内ショップで見つけた水彩パレットと水筆を所持しています。
http://item.rakuten.co.jp/slowworks/2010053004/

その後 広島県立美術館ミュージアムショップで同じ品を見つけ、手元に2組あります。
最近では上の孫が使い始めています。

春になったらデジカメばかりに熱を上げず、時々は私も使いたいと考えるような最近の心境です。 
Commented by okadatoshi at 2014-02-14 20:12
Hiroさま
使ってみるとハガキ程度のスペースなら、着色には支障なく
本体の水分も数日もちます。
きょうは、手頃な紙質のミニサイズのスケッチブックと
水筆の小サイズのものとPigmaサインペンを、購入しました。
いつでも、デジカメで撮影できて場所を選ばずスケッチと
水彩画が描ける環境になり気に入っています。
@阪神電車内
Commented by shinmama at 2014-02-14 21:16 x

専用の折り畳み式の椅子に座り、道具を 目いっぱい店開きして 
絵を描いている人より
縁石に座り、小さなスケッチブックを広げて さらりと描いている人の姿に好感を持ちます。

被写体によって 画材の組み合わせや 表現方法を変えると 
彩色に使う筆は変えなくても 優しい雰囲気も カチッとした雰囲気も
出すことができるものなのですね。

okadatoshi様ならではの 旅の楽しみ方で、
撮影禁止のところでも 記録に残せるので 羨ましい限りです。
Commented by okadatoshi at 2014-02-15 10:06
shinmamaさま
以前は油絵も水彩もある程度の大きさのもにきちんと描いて
ましたが、そのうちミニスケッチ帳に行った場所の心覚えの絵と
簡単な文章も入れるようになりました。
記録性もあるのですが、その習慣が長く続き、気が付けば
葉書サイズは描けるけど大きなスペースは苦手になってました。
個展を考えてますがある程度のサイズが必要で、これから
少しずつ描きためて行くつもりです。

線画は、水性ペン、鉛筆、薄墨筆ペン、ボールペンと
いろいろ試しています。
確かに撮影禁止の場所には、メモ禁止はありませんね。
ときどき万年筆はダメというのはあります。
<< 日本人が世界に誇れる33のこと Apache OpenOffi... >>