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「情報と状報」が「情報」へ
3/6に兵庫県民会館で「ひようごe-スクールコンソーシアム講演会」に参加しました。
参加者は100名ほど。
●『情報』という語の由来と変遷(小野厚夫教授・大手前大学社会文化学部情報学科)
●ユビキタス社会における情報システムの確信的技術の創出
(原良憲氏・NECインターネットシステム研究所)
実践発表として
●通信制高校におけるIT活用について(山田康博教諭・県立青雲高校)
小野教授の話は、「情報」という言葉の氾濫する中で、その語源は軍事用語から始まり酒井清による明治15年の歩兵陣中要務の中で、情報として敵情のしらせ、敵の様子と使い分けて登場。仏語、ドイツ語、英語の情報の表示や、情報と状報が当初は区別されていたなど興味深い説明と歴史的な捉え方の変遷が話されました。同じ言葉でも日本と中国での意味の違いの説明。法文化された最初の定義など、情報教育に関わる側が案外知らないままに使っている用語の多面的な解説に「目からうろこ」の心境。
全員がパワーポイントによる提示で、RGB出力される提示用スクリーンも室内の照明を落とすことなく使われるのが当たり前の時代になったと改めて感じました。
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by okadatoshi | 2005-03-06 23:07 | デジの目 | Comments(0)
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