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数学教育法の前期、最終日
朝方、猛烈な雨脚の音で目が覚めました。
TVでは九州地方の「今までになかったような大雨」を報じてましたが、十分その怖さが分かるような神戸も雨でした。
車を出す頃には小雨になりましたが途中の山越えの峠では霧。▼
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キャンパスに着くころには雨も上がり食堂の前には出前の車が開店の準備をしていました。この周辺は外食ができる」ところがなく学食しかありません。
時々、こういう出店があると人気があります。▼
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模擬授業も終え今日は私が自由に話せる日です。
書画の設定をしていると学生から「ウォ~」という声が。見るとOHP上に動画が。はて、教室のビデオ録画装置があったのか少しの間頭が混乱をしました。誰かのいたずらか書画のレンズが学生席に向いていました。この撮影用のレンズ部分が外して可動式にすれば、机間巡視の途中で学生のノートを直接モニターに写せるかもしれないと思いました。このような商品はすでに出来ているかも知れません。▼
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小テストを返却。返却するデータをもとに、いつものように“S-P処理”の手法について話しました。

現職時代には、S-P表や注意係数を自動的に出すプログラムを開発して授業分析をよくしていました。しかし、当時は貴重品であったパソコンも今ではスマホに変わり、計算機ではなく“検索”と“コミュニケーション”のツールになっています。
作成方法など詳しくは後期の教科法Bやパソコン演習室を使う教科法Cで触れます。▼
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そして、7/9のblogで準備した“夏休みの宿題”を今日は発表しました。
空き時間ができたときに、いつでも話せる数学的な話題を見つけるもので、コピペでは評価が思い切り悪くなります。“数当てゲーム”の他、“A版とB版の違い”、“フィボナッチ数列”から“黄金分割比”の話などを具体例として話しました。

高校生に話すときと同じように誘導をしていくと学生は乗ってきます。久しぶりに高校で数学の授業をしている感覚が思い出され、最後に楽しく授業を終えました。
by okadatoshi | 2012-07-12 21:48 | 情報/数学/授業 | Comments(2)
Commented by shinmama at 2012-07-13 08:54 x

中学の時、数学を教えてくださったM先生は いつも空き時間になると
見たこともない記号を使って わけのわからない話をしてくれました。

高校に入って、微分積分を習ったとき、かつての記号が微積の記号だとわかり、
俄然 微積に興味を持ちました。

当時、友人に連絡すると 同じことを感じていたので、、
M先生が 私たち中学生に 種をまかれたのではないかと思っています。

空き時間は 貴重な時間ですね。
Commented by okadatoshi at 2012-07-13 15:21
shinmamaさま
私は教師が好きなタイプでよくお宅にお邪魔をしました。
中学時代は、A先生。若い独身の先生で途中結婚した相手がのちに母校の高校の校長になりました。まだご健在。
高校時代には4人の数学の教師で、黒板に書くのに、ひらがなを使わずにカナで各教師がいました。今でもそれぞれの先生の思い出を書きだすことができます。
皆さん今は鬼門に入られました。
今は、生徒が自宅に遊びに来ることなど稀有です。
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