70歳になると・・・。
60歳で定年退職を迎えたときは、「ご褒美の時間を迎えるとことができる」という解放感よりも“それまで慣れ親しんだ生活には戻れない”という寂寥感の方が強かったです。

65歳になり、市から“すこやかカード”が支給され市の博物館などの利用の割引が受けられるようになり施設利用の抵抗感もいつしか消えました。また市のトレーニングセンターなどシルバー料金の割引もあり積極的に使え-ということかと納得。特定健診も無料になります。

70歳になるとそれまでの医療費の3割負担が1割負担になりました。医療費と言っても歯医者程度しか使わないけど、社会全体で高齢者の医療負担の軽減をしているという実感します。
また市の交通機関が子供料金で使える敬老優待乗車証の支給があり、これは出歩く頻度が高いので助かります。70歳を超えると老人としての制度的位置づけがされているように感じます。定年に続く節目の年でしょう。

今日は、特定健康診査受信券を使い特定健診を区役所で受けました。オプションで、骨粗鬆症、眼底検査、大腸がん、前立腺がんの検査を毎年受けています。
30分ほどの流れ作業で検査が終わり最後がレントゲン撮影でした。▼
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採血のために朝食抜きだったので、近くで空いていたマクドナルドでドーナツとコーヒで朝食を採りました。モーニングサービスのようにこの時間帯は割引セットになっています。
こういうサービスはもう状態化していますね。▼
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最近高額収入の芸能人の母親が、生活保護を受給し続けていたことが発覚して、制度的な瑕疵を含め話題にされています。一度支給され始めたものは生活困窮というスタートを忘れ、自動的・機械的に家計に入る収入の一つとして疑問を持たなくなってしまったのでしょう。

公職を辞してからのあっという間の10年でした。
医療費の1割負担や交通機関の子供料金は、高齢者への負担軽減という制度ですからやましいものではないのですが、該当者は「貰って当然。やっと楽ができる」という気持ちが大部分でしょう。
幸い私たち夫婦は大きな病気もなく日々生活ができています。
少子化の中で、若年層の年金制度が揺らぐ中で元気な高齢者の側から過去の流れの恩恵に乗っかることはあっても、未来の世代への負担軽減の発想は出てこない。残された時間が少ないことが社会的な問題を解決する方向に行かなくてもいいという免罪符にはならないと思います。
声高に“不正”受給を続けたとされる芸能人と母親を非難する側にはなりきれません。
公的な仕事から離れた立場でこそできる社会貢献はないものかと改めて思います。
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by okadatoshi | 2012-06-12 21:09 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(6)
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Commented by kazewokiru at 2012-06-12 21:46
okadatoshi 様
大多数のお勤め人は定年の時を否応無く迎え、
自分の気持ちの中で一つの区切りを付ける事が出来ます。
僕のような自営業者は、自身でその時を決めるのですが、
これは容易な問題ではありません。しかし、いずれはその時を迎えざるを得ません。
その時、胸を張って離職をしたいと常に頭の片隅にはあります。
出来る事なら体力的に余力を残して、次のステージに上がりたいものです。
現在の社会的な位置づけを老人と認識され、公的なお仕事に就かれていたので
社会のために貢献すると仰るお考えには残念な事に未だ至りません。
Commented by okadatoshi at 2012-06-12 21:58
kazewokiruさん
上手に年を経るというのはなかなか難しい。
マクドで朝食を採っているとき、隅の机で分厚い本を読みながら
メモをとっている初老の方がいました。
こういう時間の過ごし方もいいなと思いました。

いつまで電車の優待席に座らないようにやせ我慢ができるか。(*^_^*)
Commented by shinmama at 2012-06-12 22:18 x
賛否両論あるようですが、曽野綾子さんの「老いの才覚」を読み、母のこと、自分のこれから、子供の負担の大きさ、など 改めて考えました。

今の年齢の私が本を読んで感じたことと、10年先に読んだ時の感想は かなり違ったものになるだろうと思ったので、
短い感想文を書いて本に挟んでおきました。

10年後、この本を読むことさえ忘れていると思いますが、
何かのチャンスで手にしたら、、、。
Commented by Hiro at 2012-06-12 22:29 x
喜寿の歳を過ぎて80代が目の先にちらつく現在です。

この歳になってもこのブログに書かれた内容については、さほど意識することがありません。
さまざまな場所に入るとき、シニア料金で、場合によっては無料で有り難いと思うばかりです。

やはり健康の元は食事と運動と思います。
食事は塩分の多い外食をすることがほとんど無く、近年は山陰に帰省する他は車を使いません。
そして趣味を多く持って、心休めることでは無いかと思っています。

まだ来年も完全フリーの身になれない模様です。

自己中心的コメントを厚かましく書き、失礼しました。ご放念を!
Commented by okadatoshi at 2012-06-12 23:10
shinmamaさま
曽野綾子氏の辛口の論評は反発しながらも読み入ってしまいます。
社会的な影響力もなくなる中、それに甘えることも躊躇します。
最近電車の観察で素敵なシルバーとこうなりたくないシルバーなど勝手に仕分けています。(*^_^*)
Commented by okadatoshi at 2012-06-12 23:10
Hiroさま
某セールスの方が、私の場合平均寿命80歳、健康寿命76歳。
統計的に4歳寝たきりになると入院費がコレコレと電卓を使って説明しだしました。
こうして動ける年代・・・。
それを維持するための旅行やトレーニングルーム通い、非常勤に伴う費用、書籍代などこれは医療費と等価と考えています。
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