学校見学と教採の自主勉強会
毎年この時期近隣校の数学の授業を見学させて頂いています。
このあと、模擬授業と教案指導に入ります。教育実習前に現職の先生の授業を教師を目指す視点で参観するのは目標設定ができてモチベーションが上がります。

感想文を書くための今日の見学先の画像を先ほど80枚ほど学内の教材用サイトへアップしました。2回の授業の板書風景以外に学校の風景も撮ってそれらから学校が持つ空気にも触れるように話します。
おそらく公立高校としては全国的にも設備が充実し、設計に工夫が凝らされている校舎と思います。全体がイタリア調の建築様式で渡り廊下などには木製にして、屋根瓦は輸入品の特注です。生徒も落ち着いた雰囲気があるので学習効果も上がります。▼
b0036638_231476.jpg
これから1週間、レポートの読みに追われますが、教師になろうと思う学生の見どころはこちらの参考にもなります。

参観授業のあと、4年生の教採自主勉強会の指導。今日の参加者は10名。
高校1年生に新学習指導要領で初めて出てくる“箱ひげ図”の模擬授業をやってもらいました。
扱うデータに参加者の学校以外の勉強時間を最初に採りました。大学生の家庭学習は3~4時間が山のようです。多いのか少ないのか見当がつきません。
「箱ひげ図の説明に終始しないで、もっとその特徴を示すデータの提示。相加平均、相乗平均など平均の種類とその特性が必要」など、ボロボロに注文を付けます。▼
b0036638_2312123.jpg
次に模擬面接演習で証明問題をやりました。
これは三角形に内角が180度であることの証明。▼
b0036638_2313649.jpg
次に二次方程式の公式の証明。▼
b0036638_2315263.jpg
このあたり、昨年の授業での指導よりも厳しく注文をつけます。

その後、集団面接。
今回出したテーマは「帰宅時に不審者から声掛けされた女生徒の保護者から学校は携帯の持ち込みを禁止しないで持たせて欲しいという要望にどうすべきか。」この類の問題は持たせても持たせなくてもどちらでもよく、問題はその回答の裏打ちが大切なのです。
具体的に教採を目指す気持ちがしっかりしている学生の指導は反応もよく楽しいです。
[PR]
by okadatoshi | 2012-04-26 23:05 | 情報/数学/授業 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : https://okadatoshi.exblog.jp/tb/18200662
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by shinmama at 2012-04-27 08:52 x
教師を目指す若い人たちが発するエネルギーを受け止めながら、
一緒に勉強し、指導する時間は 楽しいだろうなあ、、と思いながら拝見しました。
街でも 黒いリクルート姿の学生を良く見かけるようになりました。
みんな頑張れ!!!!  
Commented by kazewokiru at 2012-04-27 09:28
okadatoshi様
教職までの水先案内人ですね。
面接のテーマの回答には、面接官側にマニュアルのようなものがあるのですか?
それとも面接官の判断だけに委ねられるのですか?
最近は、非常識な教員のニュースが多く、
採用時に水際で食い止める必要性を感じます。
報道されないだけで、昔からあったのかも知れませんけど。
Commented by okadatoshi at 2012-04-27 11:42
shinmamaさん
4年生で教員採用を目指す学生は、これから」教育実習があります。
一般企業と採用試験の掛けもちは極めて両立が難しく、“覚悟”があります。
そういう勉強会に、わたしのようなリタイア組でも寄り添っえば
不安の解消に役立つかもわかりません。
とりあえず単位所得という学生が混在している授業とは
雰囲気も意欲もこちらの方が高いです。当然だけど。
やがて、この中の何人かは、8月の直前勉強会では、私と同じ側に
座るOBとして来てくれます。(かな)
Commented by okadatoshi at 2012-04-27 11:42
kazewokiruさん
面接は年度によって異なります。
二次面接では、一人に対して3人が40分近い面接をやります。
面接対策などのノウハウは通用しません。
非常勤で現場で教えた経験のある方の方が有利です。
教師として成長していく要素の一つに、着任校での先輩や
同僚の指導体制が大きく寄与します。
本人の資質にもよりますが、生徒の鍛えられるケースも
あります。
教職を目指す立場としては子供たちと一緒に過ごすことが楽しく
教科への興味があることが必要条件ですね。
<< パソコンでラジオ番組を録音 70歳になると >>