私が30年ほど前に数学Ⅰの三角関数の授業を録音したものが手元にあります。
数学科教育法の最後に、内容を聞かせて私自身の講義内容を批評(笑)します。
昨晩から最後の授業の教材作成に取り掛かっていました。
1981年と1989年の授業内容を比較すると、授業終了時の次回への宿題を生徒にあてる際、8年後には指名した生徒以外にサポーターもつけています。あたった本人と相談して問題を次の時間までに解けるように工夫をしていることがわかります。
特にパソコンなど機器がなくても、カセットがあれば、自分の授業を客観的に聞くことで授業方法の改善に役立ちます。当時はこのような録音を結構やっていました。
そのカセットが、今になって講義に役立つとは思ってもいませんでした。
以前は、単三電池で動く
携帯用再生カセットを使っていました。
しかし、バッテリーが弱く途中で止まり音質も悪い。
そこで、カセットテープの音声をデジタル変換することにしました。
SoundEngine の簡単モードで使いました。
SoundEngine Free ver.4.60の入手先とQ&AのHP。
まずカセットにテープをセット。▼
カセットのphone出力とパソコンのマイク入力部分を、ミニプラグで繋ぎます。▼
SoundEngineを起動して、録音モードにしてスタートをクリック。終わるときは再度stop。終わると再生を始めます。マニュアルを読めばここでいろいろと音声の補正ができるのでしょうが、この状態で名前をつけて保存先を指定すると、wev形式で保存されます。▼
この時点でパソコンでは再生できますが、ipadで再生したいので
real playerのconverterを起動してwavをpm3へ変換をしました。
ここで変換されたmp3の音声ファイルをdropboxへコピーし、ipadのgoodreaderでwifi環境下でipadに保存できました。▼
このままでも、使えますし教室のモニターに接続して再生もできます。
カセットテープからの変換は思いのほか簡単です。
カセット全盛時代のものもテープが切れて再生できなくなる頃です。
懐かしいテープの音声のデジタル変換におすすめ。