夏はタオルケットで寝ますが、朝起きたときに次のようにしてアバウトに畳みます。
そんなに埃もたちません。面積が4分の1になればいいのです。▼
これは高校時代に学校で自衛隊の紹介があり、その時に隊員の方が「短時間で効率よく寝具をたたむ方法」として実演をされた方法です。
今も自衛隊でやっているのでしょうか?
全生徒を講堂に集め講演会やらこのような実演が、私の高校時代にはいくつかありました。今思い返しても無秩序で一貫性もなく、質的にも試行錯誤の行事であったように見えます。
関西の大学の某弁論部が鳥取で合宿をしていて、我々の前で模擬弁論大会をやりました。これは、なかなかインパクトのある口調で滑稽感さえあり、その後、その口真似が流行りました。当時の生徒の印象では、その大学のPR効果はなかったと思います。
中には、戸沢白雲斎の十何代目とかいう人物が忍術をいろいろ披露しました。学年は違いますがY君を壇上にあげて催眠術を掛けて「や~」と言って倒し、「これであなたは、頭が良くなった!」と言いました。その後Y君は東大に合格。現在の高校では、おそらくこのような催しは無理でしょう。
田舎の学校で、何も情報がなく、今の高校の感覚でおよそ実現できないような不思議なイベントがありました。実にのどかで牧歌的。
当時東京の某大学応援団が米子市で夏の合宿を敢行。駅から宿舎まで、団旗を先頭に市内行進。その行列の前を一般市民が横切りました。神聖な団旗の前を横切られた団員は怒り市民を暴行。さすがに地方新聞のニュースになりました。幕末の生麦事件のコピーです。こんな時代錯誤な大学には行かんとこと思いました。
卒業後、すっかり忘れていた些細な若い頃のことを、何かの拍子に思い出すことが最近よくあります。