梅雨も明け猛暑の中、尼崎のパソコン学習会のスタッフ参加の日です。
電車で乗り継ぐ中、車内の広告ではオープンキャンパス関係が目立ちました。キャッチコピーで大きく志願者が増加したりその大学に相応しい学生が集まるとは思えません。
これが2学期に入り、推薦入試の時期になるとさらに過激なフレーズのポスターがならびます。以前に推薦の項目の中に囲碁の高段者を点数化したり、大学にないサークル設立を提案するという意味不明な評価基準もありました。▼
文科省が発表した
大学・短期大学の進学率の推移です。年々進学率が上昇し60%に近づいています。
これは、18歳人口の減少により相対的に上昇しており、入学者を確保するために大学側は厳しい経営を強いられます。以前はそれなりに制度的な意味もあった推薦制度も、青田刈りになり学生の質的な低下と高校側の3年生の学習時間の空洞化の悪循環を招いています。(クリックすると拡大します。)▼