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我が家の雛飾り (2)
 明日は雛祭りです。同じタイトルで、2009/3/4にも雛人形の画像をアップしています。毎年、2/28にピアノの上に飾り、3/4にはしまいます。
 大阪の松屋町筋で購入しました。まだ我々も若く親からのお祝いを使いかなり無理して購入したと思います。▼
我が家の雛飾り (2)_b0036638_19565253.jpg
 私にはまったく記憶のない母方の祖母の作った押絵雛です。
保存状態もよくしまうときには和紙で覆います。(クリックで拡大します)▼
我が家の雛飾り (2)_b0036638_19571148.jpg
 祖母はたくさんの押絵を作成しました。それを子供たちに分け与えました。
母が保存し残したものです。
江戸から明治にかけて因幡地方に伝えられた子女の趣味として広まっていました。

 私の子供も含め最近の若い人は、こういう伝統的な作品には関心を持たないようです。
祖母が本体を作り顏は一番年上の伯母が描いたと聞いています。着物の端切れをたくさん使って綿と小手を使い着物の襞を作るとことを母は見ていたと言ってました。
押絵を見ると、祖母や伯母や母達がどんな楽しい会話をしていたのだろうかと思います。
by okadatoshi | 2011-03-02 20:01 | デジの目 | Comments(2)
Commented by shinmama at 2011-03-04 09:49 x
大昔(笑)私が結婚する前に、
雛壇の横に、母方の祖母が作ってくれた
「木目込み」のお雛様も一緒に飾ってありましたが、
糊が悪いのか、保存状態が悪いのか、だんだん飾るのが
辛くなるくらい変色して、いつの頃からか飾ら(れ)なくなりました。

奥様がきちんと保管していらっしゃればこその美しさ。
主婦の先輩として尊敬いたします。
Commented by okadatoshi at 2011-03-04 09:59
鳥取県の「流し雛の館」の雛人形の展示コーナーに同じスタイルの押絵が展示されています。
http://nagashibinanoyakata.jp/index.php?id=7
ここより保存状態や技術は優れているように思います。

1年に一度、虫干しも兼ねてしまう時に防虫剤も一緒に入れます。
こういう伝統的な行事が懐かしいと思う年代になり振り返ろうとすると
対象物が消失しているケースが多いのですね。残念。
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