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731部隊の真実
終戦記念日を前後するこの時期、終戦特集が組まれます。

昨晩は、NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」を視聴しました。書斎兼納戸の自室のパソコン画面でしたが、途中でパソコン作業を中止して番組を見入っていました。▼
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731部隊については、日本陸軍の極秘研究としてドキュメントなどでは知られていましたが、今回ロシア側で保管されていたハバロフスクでの裁判の兵士の肉声記録をNHKが入手・編集した内容です。
戦争体験がある世代が毎年舞台から消えつつあります。その方々の聞き重要と言われていますが、戦争に荷担したあるいは荷担させられた人々の言葉は殆ど表には出てきません。
「あの時代の空気の中で逆らうことはできなかった、聖戦と信じていた」-とする意見をよく聞きます。

戦前の大政翼賛会に端を発し、一億総動員体制の中で、作家・画家・芸能人も戦地に赴き兵隊を励まし鬼畜米英を唱え聖戦として鼓舞しました。
被爆者が重い口を開きつらい体験を語っていますが、その流れの中で結果的には身の安全を図るために国策に従わざるを得なかった人たちの存在と今が掘り下げられることはありません。
力も情報も持たない一般国民であったとしても、では「今の日本が再び戦禍を起こさないためにあなたはどう考えているのか?」はできるはずです。そのことを考えることが、終戦記念の過ごし方のひとつのように思えます。
キチンとした戦争の総括がなされないまま、米国との同盟を基軸に経済を優先させ72年間が過ぎました。

731部隊で得たデータをアメリカ軍に渡すことで関わった医師達は優先的に内地へ移送され、戦争責任を問われることはありませんでした。
その医師達の名前の中に、「戸田正三医師は金沢大学の初代学長となった」と報じてました。
この方は学長を4期務め、私が入学した時の学長でその年の9月に石橋雅義学長と変わり11月に病没されています。入学の式辞で何を述べられたのかは記憶にありません。
ググって見ても、公衆衛生の権威で開襟シャツの考案者とあるものの、マルタと呼称した匪賊(=中国人抗日者)を人体実験として研究をした経歴には触れられていません。当時の事をどう考えていたかも分りません。

再放送は、2017年8月17日(木) 午前1時00分(50分) にあります。

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by okadatoshi | 2017-08-14 16:30 | メディア | Trackback | Comments(0)