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素数と完全数を求める
「博士の愛した数式」小川 洋子 (著) には、数学の用語が出てきますが実際に十進basicで小説に出てくる「素数」と「完全数」の無限出力の例を紹介します。
ここで使うプログラムは、フリーでDOS時代のn88系のBASICを御存知の方にはほとんどのコマンドが使えます。

●完全数
6
28
496
8128
33550336
8589869056
137438691328

(プログラム)
! 完全数を出力
! オプション→数値 十進basicで1000桁にチェック
LET a=2
LET b=3
4 PRINT a*b
10 LET a=a*2
LET b=a*2-1
LET n=1
20 LET n=n+2
IF b/n=INT(b/n) THEN 10
IF n>SQR(b) THEN 4
GO TO 20
END

●素数
2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67
71 73 79 83 89 97 101 103 107 109 113 127 131 137 139 149
151 157 163 167 173 179 181 191 193 197 199 211 223 227
229 233 239 241 251 257 263 269 271 277 281 283 293 307
311 313 317 331 337 347 349 353 359 367 373 379 383 389
397 401 409 419 421 431 433 439 443 449 457 461 463 467
479 487 491 499 503 509 521 523 541 547 557 563 569 571
577 587 593 599 601 607 613 617 619 631 641 643 647 653
659 661 673 677 683 691 701 709 719 727 733 739 743 751
757 761 769 773 787 797 809 811 821 823 827 829 839 853
857 859 863 877 881 883 887 907 911 919 929 937 941 947
953 967 971 977 983 991 997 1009 1013 1019 1021 1031 1033

(プログラム)
! 素数の無限打ち
! テキスト画面で 編集→右端で折り返す にチェックを事前に入れる
! 15桁以上の素数を出すには、オプション→数値を十進1000桁に
! 終わりには ctrl+b の後 esc で終了
PRINT 2;3;
LET a=3
10 LET a=a+2
LET x=a
LET b=1
20 LET b=b+2
IF x/b=int (x/b) THEN 10
IF SQR(x)>b THEN 20
PRINT x;
GO TO 10
END

十進basicは、
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/
から入手できます。
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by okadatoshi | 2007-01-22 20:33 | 情報/数学/授業 | Trackback | Comments(3)
震災12年目を迎えます
b0036638_22193619.jpg ここ数日地元紙は、阪神淡路大震災から12年目に関連した記事を掲載しています。当時の勤務校も多くの被災者の方々を収容し学校が地域の生活の拠点になっていました。
 3学期の授業が行われないなか、学校正常化に向けて日々の動きをメモにしていました。下記に記録をアップしています。

http://okada.sub.jp/stock/sinsai.htm

 現在の高校生にはもう記憶も薄れています。
 明日の震災に関連した報道を季節行事しないためにも、それぞれの震災への思い再確認し続けることが必要と思います。

 この年に初めてのデジカメカシオのQV10が発売されました。
 320*240で20万画素で今の水準では考えられない代物ですが当時は記録したものがすぐに確認できる凄い機器でした。
 しかし、目の前のものがすぐに撮れるのに避難所やそこで生活を送っている人々の様子は撮っていません。レンズを向けることが悪いことという潜在意識が付きまとっていました。
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by okadatoshi | 2007-01-16 22:20 | メディア | Trackback(1) | Comments(0)
数学の教師を目指す学生さんに本を
 最近本屋から購入した本を後期の教科法で紹介し希望の学生さんに貸しました。
次の二冊です。
●オール1の落ちこぼれ教師になる(宮本延春/私立豊川高校教諭)角川書店¥1300。isbn4-04-883960-8c0095
●いいたかないけど数学者なのだ(飯高茂/学習院大学理学部数学家教授)生活人新書NHK出版¥700.isbn4-14-088208-5c0295
 最初の本は深刻ないじめの中でおちこぼれだった少年が恋人から渡されたアインシュタインの光の粒子に関するビデオで物理学に興味を持ち名古屋大学に入学するという体験を書籍化したもの。宮本氏は他にもいじめに関する冊子を出しており今日的な教育問題のなかでカリスマ教師的な脚光を浴びています。
 学びたいという強い動機とその気持ちに合わせた基礎からの学習を積み上げることで学力が伸びるという自明のことが改めて語られています。
 次の飯高氏の本は年代的に私の過ごした高校時代と同じで当時の学校の雰囲気生徒の描写に私のその時代と符号するものが多くありました。こちらは、いわばエリート高校生の数学の好きな思いが綴られています。
 数学教師として大切な素養の一つは教える中身に興味を持っていること-これにつきます。このことを教科法の最終講義で伝えたく話の中の枕に一つに使ったものです。
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by okadatoshi | 2007-01-13 21:54 | 読書 | Trackback | Comments(0)
異常なき物忘れ
b0036638_20242498.jpg 最近の学生のレポートによく引用されるのがウィキペディア(Wikipedia)です。まだ引用先として表示しているのは良心的ともいえる方で、Webの検索で得られた文言を語調を変えて繋ぎ合わせてレポートとして提出するケースが見受けられます。第9回「異常なき物忘れ」ではこのあたりの状況を報じています。
 300bpsの音響カプラーで始まったパソコン通信時代には、常時接続で課金の心配のない通信状態は夢のまた夢でした。ところが、ほとんどの人々が携帯電話でメールができるという環境整備が整った現在は、パソコン依存とも思える自分で考えまとめることが退化しWebの検索結果を疑いことなく頼り始めました。
 blogによる文章作成からSNS(代表格のmixi)へ移る学生が続出とあります。考える時間をネットは忘れさせると括っていることに同じ危惧を私も感じます。
 車の功罪を説いてもすでに車社会に入ってしまっているのと同じで、Webを使わないわけにはいきませんし社会のしくみも回りません。本来は情報教育などがカバーすべきでしょうが、利用形態が常に先に行き問題点が後追いで出てくるところに難しさがあります。
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by okadatoshi | 2007-01-09 23:59 | メディア | Trackback | Comments(0)
毎日新聞の連載「ネット君臨」
b0036638_19474040.jpg 『第一部失われていくもの』が元旦から始まりました。
 1回目は「傷つくのは弱いから」-匿名群がる悪意(1,2,3面)。2チャンネル管理者の管理人のインタビューも掲載。
 2回目は今日で「女児ポルノ撮影数万人犠牲-休日は狩り
IT社会の光と影という表現は言われて久しいですが常に実態の方が先行し、対応・評価は後追い状態。だから情報教育が必要と言われつわけですが、学校の教師も現実の状態が分からないしどういう使われ方をするのか不明なままIT環境があり子供達は生活の中で慣れ親しんでいます。
 内容については、
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/kunrin/
で読めます。
また同社では、「まいまいクラブ」で会員登録をすれば、読者との交流を重ねながら紙面構成にも反映するとしています。
https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/
 「2チャンネルなどの新しい媒体を胡散臭いものとして既成のメディアは攻撃しているが、“祭り”はメディアの側の世論操作でもひどい』という発言もありました。一理あるものの一方的な被害を蒙った側の生命すら危険にさらされる状況を守ることができないのも事実。そして、誰がいつそうなるかもわからない。
 これは、現在報道されている学校での苛めの土壌とも似ているように思えます。
これらからのメディアに問題があれば、排除するのではなくその仕組みの中で解決を見出すのが本筋ということは言えます。
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by okadatoshi | 2007-01-03 09:08 | メディア | Trackback | Comments(0)