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SNSの急速な普及
 このところ急速にSNSの利用者が増えています。最後の「s」は、サイトやサービス、システムと変えることができますが、 http://e-words.jp/w/SNS.html では、ソーシャルネットワーキングサイト(Social Networking Site)として紹介されています。
 サイトとしては、mixi・GREE・Orkut ・キヌガサなどがありますが、ほとんどが誰かから招待されて参加できるゆるやかなクローズの世界で、匿名性の強いWebの世界からを回避する安心感があります。
 私が今年担当している学生を対象に毎年情報関係の素養調査のアンケートを行いますが、教室で一人一台のパソコンが使える講座では、二校とも33%が加入していました。(調査対処140人)。もう一校美術系の学校でパソコンが完備していないないところでは、SNSへの加入者は見られませんでした。
 33%の内容を見ると新入生が過半数を占める一般教育系の講座では、12%ほどで4年生が多い講座や、特に情報系になるほど急速に増加をしています。また、blog自分で作成している人でsnsへの参加をしていない人は1名で、ホームページ作成→blog→SNSの包含関係が明確になっています。常時学校でパソコンが扱える環境の中で仲間内の連絡やおしゃべりの延長として招待し合い倍々ゲーム的に増加を続けていくのでしょう。blogを外部日記として追加する機能もあって便利。
 今やblog作成の手間よりも簡単に自分から日記や映像の情報発信を容易にわかる、また訪問者をmixiの「足跡」、GREEの「アクセス数」で知ることができるという反応の良さが受けています。最近では、授業中にこっそりとやるトランプゲームにかわりmixiの画面がとって変わっています。
 この業界では、mixiが突出しそれについでGREEがありますが、この両者は非常によく似ています。
 最初に入った方がメインになっている傾向が見受けられます。ややmixiのノリの方が軽くGREEの方がデータベース化され目的にそったコミュを作りやすい仕組みに思えます。
 SNSは個人情報の宝庫で加入者もmixiの300万人突破などを考えると、必ずしも相手の影ぐらいはわかる安心感のある世界ともいえないように思います。「友達の友達はまた友達だ」の世界ではありえないのがネット社会。成りすましによって個人情報を入手して悪用する輩が排除できるようなチェック機能が主催者側にあるとも思えません。低学年化していくWeb利用とそれを指導すべき教師や親の世代のIT知識の乖離を考えると、後追い気味の情報教育の中でどう位置づけられるのかどう指導されるか気になるところです。
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by okadatoshi | 2006-04-30 14:38 | デジの目 | Trackback | Comments(0)
穴倉から出てきたホリエモン
 昨晩のTVは堀江貴文前ライブドア社長の保釈を報じていました。今朝の新聞にはそのときの画像が出ています。
 マスコミをにぎわしていた当時のホアグラもどきの弛んだ体型が引き締まり、まるでたぬきが穴倉から警戒しながら出てくるようなショットになっています。
 マスコミの紙面構成は残酷です。写真は第二の記事、多くの写真の中からさりげなく本人の置かれている立場を表現される一枚を選んできます。
 後だしジャンケンの正義の味方のマスコミが彼を叩くのは勝ってですが、そのマスコミがIT産業の若き獅子として彼にホリエモンの身包みを着せてモンスターに仕立てたのではなかったかとも思います。
 しばらく彼の立ち振る舞いを視聴率が稼げる間は使い続けていくんでしょうね。
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by okadatoshi | 2006-04-28 23:20 | メディア | Trackback | Comments(0)
JR尼崎脱線事故から1年
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 この日関西のマスコミは、終日「事故から一年」特集でした。
 所要があって県庁前の地下鉄に乗るとき目の前の県境庁舎屋上のに半旗が掲げられていました。
 中央は朝の毎日新聞。右はJR東日本の新大久保駅の24日の山手線不通の報道。会社が別組織になったとはいえ大量輸送機関のトラブルが、事故防止を誓ったはずの脱線事故1年目のこの日に起きたということは象徴的です。
網の目のように広がり主要ターミナルの地下鉄の乗り入れが立体的に交差している危うさの上に成立している「生活の便利さ」。見直しが言われながら、抜本的な解決がなされないままに次のショッキングな事件の報道にいつもかき消されていきます。
 機能の集中化、各ポジションのトラブル情報と改善策の欠落など高度な情報化社会の情報が血流のように流れなくなったとすれば、同じような大事故の可能性は常に内包しています。 組織の情報共有にあり方がほんとうに問われています。
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by okadatoshi | 2006-04-25 23:59 | メディア | Trackback | Comments(0)
砂丘の風景
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 時間がなかなかあわず季節はずれの帰省をして墓参り。時間があったので砂丘に。
鳥取市は砂丘以外に特に見るものもなく一泊してまで過ごす観光設備も名所旧跡もありません。最近は、鳥取城の復興なども論議されているようですがすでに県外で暮らす身としては今更そんなことで街おこしでもないだとうと思います。
 過疎なら無理して観光化を目指すのではなく、自然の良さを生かした魅力を感じさせる誘致策を打ち出し観光客以外の移住者や老後を故郷で過ごしたくなるUターン組が増えるような今までにない発想が欲しいと思います。
 ひさびさの砂丘は、ミスマッチのらくだと馬車が砂丘入口に置かれ、さらさらした砂丘とミスマッチの臭いを出していました。砂丘も防風林に囲まれすり鉢の底には水たまりとうっすら草も。携帯でらくだを撮るのにもお金を要求する看板が。何かもの悲しい風景でした。
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by okadatoshi | 2006-04-22 20:32 | デジの目 | Trackback | Comments(0)
深刻なウィニー被害
b0036638_23304791.jpg 新聞記事のカテゴリーでここでも何度も触れてますが、今日の毎日新聞の夕刊に掲載されていた記事。
 内部資料の持ち出し禁止、ウィニーの削除など通達を出しながらの結果です。
 この数字は自己申告ですから実数はもっと多いでしょう。そもそも警察官がウィニーをインストールをしているということの背景がもっと深刻です。単なるファイル交換の互助的なものというより不特定多数の匿名性に隠れた商品を含めたファイルの取得をしているみるのが自然でしょう。著作権法に触れる犯罪性があるとはいえないまでもかなりのグレー部分があります。
 モラルの低下が拍車をかけています。
 「日経パソコン」4/24号でザ・Winnyパニック!という特集を組んでいます。
 74ページにはマスコミに報じられた件数は30本。これらの報道から推測される野次馬的な使用者は3月に入り、100万人の利用者数と推測しています。
 感染のしくみウイルスチェックソフトとの関係など記載されています。
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by okadatoshi | 2006-04-20 23:31 | メディア | Trackback(1) | Comments(0)
前期の講義がスタート
 前期講義が始まりました。今年の初講義は風邪で喉をからし、今まで使わなかったハンドマイクで囁くような声を増幅して講義をしました。今もって電話に出ることもできす歩くこともblogを更新することもままならず安静にしています。
 高校と違って大学は前期と後期に分かれていますが、前期は4月から7月上旬の多くて90分を一コマとして15回程度が標準になっています。
 私の学生時代は、9月に入ってから前期の試験があり講義時間ももっとあったように記憶しています。昨今はほとんどの大学で前期は7月に終わり前期試験も夏休み前に実施。その後は2ヶ月の休みです。欧米ではもっと休みが多い大学があるとのことですが。
後期は9月下旬から1月の第1週までであとは後期試験。
 隣国の中国と比べると、前期は9月から1月、後期は2月から6月でフルに講義があります。中国の学期の方が半期が5ヶ月と日本の大学よりも1ヶ月多い。
 そこで教えている知人に聞くと休講の場合は「いつ振り替えの講義日がありますか?」と必ず学生が聞きにくるとか。大学の中に寮もあり、朝7時から夜は8時まで教室は使え補講は土日も使えるとのこと。狭い寮から抜け出しキャンパス内のベンチや空教室で個々に本を広げて独習している姿をよく見かけました。
 このblogの「中国旅行」のカテゴリーの欄でも触れましたが、中国の大学生の置かれている学習環境は必ずしも日本の学生のように自由にインターネットを無制限に触れることができるわけでもなく、また寮生活も6人部屋で厳しいのですが、学習意欲ははるかにあります。大学生自体が少数のエリートで卒業することで豊かな都市生活ができるという未来があるにせよ、「学ぶ」という本来の姿を学生に感じました。
 非常勤講師への説明会にしても、大学の事務部門では少子化の中でいかに生き残るのかということに頭を痛めていることが年々強く感じられます。
 「2007年問題」というのは、団塊の世代が大量に辞めていく2007年から3年間の社会構造の変化をいいますが、同じ言葉を大学関係者も使います。
 大学にとっての「2007年問題」は少子化のピークが始まり大学の定員枠と進学希望者の数が同じになる時期のことをいいます。つまり、希望の大学に拘らなければどこかの学生になれるのです。大学側にとっては、定員枠を大きく下回ると文科省からの補助金もカットされますし、なにより受験者が多かった時代の受験料や入学金収入などが激減し定員割れによる授業料の減収で大学の維持が困難になり倒産していく大学が増えてきます。
 選ばれる側から選ぶ側に転じた学生も敏感で「施設・設備が整い卒業後の出口が広い大学」には希望者が殺到します。ユニークな特色を出すには資金も必要。そういう中で大学もいわゆる 「勝組、負組」に選別されていきます。当然ながら集まる大学生の意識も別れそれぞれの組で講義の雰囲気も変わってきます。
 今年に入り非常勤講師も4年目になりました。現役時代と異なり、これからは自分で勤務する意欲がなくなったり、あるいは新しい知識や講義の中身がないと自分で判断したら辞める時期を決められます。学生による無記名の「授業評価アンケート」なるものも昨今は実施されますので「先生の授業はつまらな~い」とブーイングが上るようになれば身を引く気持ちになるルートも用意されています。(^^♪
 現職時代に関わった教科法のノウハウを若い世代に伝え機器操作に関わる興味関心について話すことができることは教え学ぶ楽しさを共感できるわけで有難いと思っています。毎年初回にアンケートを採っていますが、それらを分析すると幸い今年行く大学は講座内容へのモチベーションもあり反応もあります。高校と異なり強制でなく選択あるいは諸資格に必要という受講姿勢が前向きなのが高校と異なるためでしょう。
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by okadatoshi | 2006-04-15 23:59 | 情報/数学/授業 | Trackback | Comments(0)
Webで大学の講義を聴講
 朝日新聞の朝のWebサイトで「東大の授業、手のひらに iPodに無料配信
2006年04月12日08時03分」という記事が目に留まりました。
午後から情報を扱う講義の準備をしていたところで、ピックアップしてファイルに入れました。初講のために時間的な余裕がなく触れられませんでしたが。
大学側も講義の公開という点で学校のPRも兼ねて実用的な運用を始めました。
 東大の一部の講義を、iPod向けに無料で配信するというものです。記事では、小柴昌俊・特別栄誉教授らの講義を動画付きで聴けるとあるましたので、次のサイトで視聴してみました。
http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY200604110422.html
導入画面が左。「ビデオ」をクリックすると右にような動画提示の画面になります。理系を中心とした、1、2年生用の講義で臨場感もありました。
 情報教育はまだ始まったばかりでコンテンツの絶対的な不足が言われています。Webサイトのこのようなサイトを素材として集積すること大切と思います。
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by okadatoshi | 2006-04-12 23:35 | デジの目 | Trackback | Comments(0)
講座の準備
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ほとんどの学校で一人一台でWebと繋がったパソコン環境にありますから、講義の進行は予めパワーポイントで準備し電子媒体を使って講義を記録保存もできるようにしています。それと共に最初のお約束事などをまとめて提示することも必要になります。
 もっとも多い講座が60人弱。少ないところは3人。学生さんの雰囲気を見て手直しをしますから軌道にのるまで当分忙しくなります。
 非常勤なので週に1回しか出講しませんから、質問とか指示などはクローズのメーリングリストを使います。また教材配信のボードなどを新たに作成しました。
 学生さんも他人のレポートをコピーしたり前年の先輩のものを流用したりということも考えられます。中にはまったく同じものが出しこういう場合は「両者ともきわめて不利な評価になる」ことも予告しておきます。
 以前、アドレスが学校指定のものと異なり本人に聞くと「パソコンが故障で彼のメールアドレスを使いました」という返事をする学生さんもいて「それは認められない」という常識も事前に言っておかないと通用しません。
メールの出し方も、添付ファイルだけで表題も本文もなくウイルスチェックソフトによっては迷惑メール処理されかねない出し方もあり、基本的名機器操作の説明を最初はしつこく説明します。
 数年前にはワープロが使えないという学生が理系でもありましたが最近は昨年はさすがにワープロ操作や数式エディタの簡単な使い方はできるようになりました。
 昨今のように電子化が進めばこうした状況に応じたレポートの受け取り認定方法や教材の工夫なども必要になってきます。学校差がかなりあって事前にこういうことは知っているという線引きもできません。
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by okadatoshi | 2006-04-11 14:31 | デジの目 | Trackback | Comments(0)
40年余前の花びら
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 新入生がぞくぞくとキャンパスに登場するシーズンです。
当時私の通学していた大学は城内にあり登城する門の周辺には桜並木が広がりその間を通りました。当時の花びらを辞書の間に挟んでそのまま忘れていました。そのページを開くと花びらの跡が紙に写っています。
 本は貴重品で広辞苑などは高価な思い切った出費でした。
本代が潤沢にあるわけでもなく図書館も今のように充実していませんし新刊本なども少なくもっぱら古本屋めぐりをしていました。当時購入したもので処分できなくてそのまま持ち続けている文庫本もあります。高校時代に友人間で回し読みをしながら書き込みのある本もまだあります。
 今は、Webを叩けばとりあえず表面的な資料は検索できるしレポートもそれらしく整えることはできます。季節の移ろいを本の間に閉じ込めて手元に置くような時間の余裕もなく、次々に目の前に現れる刺激的な事件と追うだけの「効率的な」学生時代が気の毒な気もします。
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by okadatoshi | 2006-04-09 23:14 | セピア色/若い時代 | Trackback | Comments(0)
諏訪山>七三峠>鍋蓋山>高雄山>布引
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 晴天に恵まれ六甲山の花の案内ボランティアをやっておられるご夫婦と六甲山へ。
諏訪山公園から防火道を登り七三峠で食事、その後鍋蓋から再度公園を普段とは異なった道を地図で見ながら草木の名前を教わりながら新神戸まで歩きました。
 5時間で歩数は3万歩。現職時代は、六甲山は通勤の車窓の背景に過ぎなかったのですが四季折々、また多くの体力に合わせた経路があり、標識も整備された都心に隣接した散策路を持つ手軽な山です。
 桜は山上はまだ蕾でコバミツバツツジが薄紫の目を出し始めています。六甲山では遭難したり怪我をした場合にその場所がわかるように黄色のプレートで番号を各ポイントを表示しています。山道には明治の文字が見える石造りの表示があり葺合とか神戸などの行政区分の表示が残っていました。そのころからこの山は手入れをされたのでしょう。トトヤ道や徳川道などの名前も残り江戸時代には生活道路であったことが伺えます。年代にあわせたコースと四季の景観の変化は我々を楽しませます。
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by okadatoshi | 2006-04-07 22:42 | 散策/登山 | Trackback | Comments(0)