DVDに撮りながらついつい連れ合いと見てしまいました。
昭和53年4月4日の武道館の解散コンサートまでの彼女たちの歌と当時の関係者のインタビューを織り交ぜた90分の番組。
団塊の世代の「なつかしの音楽」です。当時の生徒の雰囲気とか時代背景の雰囲気まで思い出されてきます。小気味のよいテンポで歌詞の内容も深く考えることなくフィーリングの良さが特徴でした。
おっかけが注目されだしたのもキャンディーズから。個々の意見をもち自分達の主張の基に「普通の女の子」へ戻る道を選択したのも彼女たち。
アイドルから自立した大人の女性へと脱皮し時代を駆け抜けた爽快感を残しています。
さて、今の時代を後から振り返るとき、世代を表す「歌(詩)」があるのでしょうか。個性化の名のもとに個々にユニークなものはあても、世代として横の繋がりのある音楽はないような気がします。