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神戸新空港が開港
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 日本で始めてと言われる市営の神戸空港が16日開港しました。
関西国際空港の誘致合戦のときに住民の環境悪化の反対運動に配慮して当時の宮崎市長は誘致を断念した経緯があります。その後、巨大な建設費用を埋めた地の売却でという話も芳しくなく六甲颪の横風と密集する関西三空港の危険性などを指摘されながらの開港です。
 この日に向けてJAL、ANA、Skymarkの航空運賃の値引き競争は過激さを増し、JRもJ-WESTカードを投入しての新幹線の利便性を駅ターミナルでクリアシートに入れたパンフを配付していました。街にはフラグもたなびいています。
 三宮から18分で空港の窓口に行けるという利便性を強調するならタイミングとしては関西国際空港誘致の時点で設置に踏み込むべきであったと思います。かつて大宅壮一は県庁所在地のアクセサリーのように設置される大学のことを駅弁大学と評していましたが、全国に採算の合わない空港を誘致している空港はそれに似ています。東京と名古屋の間に建設されつつある静岡空港は採算が合うとは思えません。
 神戸市民としては、この空港が周辺地域を巻き込んだ利用率の経済効果への期待が現実になることを願うばかりです。
by okadatoshi | 2006-02-16 23:59 | デジの目 | Comments(0)
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