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教育現場の実践例(6)
2015/12/10と同じタイトルです。
今年は公立中学校で管理職を経て現在は新任教員の教科指導などをされているK先生です。
中学校の数学内容や問題点を学生が知るいい機会になりました。
日ごろから「ベテラン教師になるということは引出に多くの経験から得たものがあること。授業中に適切な素材が引出からいつでも出せる」と話していますが、まさにK先生がそうでした。
パワーポイントで要点を示します。▼
教育現場の実践例(6)_b0036638_2334078.jpg
画面を補強する素材を次々に紹介をされました。日ごろから素材になりそうな画像を撮られ「□△○」の和菓子の看板をもとに真上と側面から見た図形が看板のようになる立体図の予測をさせる。▼
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Cを中心に半径10の弧AE、ABとEDは平行、B,Dをそれぞれ中心とする半径10の弧で囲まれる砲弾のような図形の面積を簡単に求める。▼
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夜の道を歩くとき街頭に照らされた人影の頭は」どのようになるか。▼
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モデルを示しながら図形的な証明を考える。▼
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メビウスの輪を作る。▼
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142857という数字が持つ不思議な性質を次々に電卓で確認。▼
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いずれも教科書にはない問題で、学力差と関係なく授業についていけない生徒も目を光らせる問題を、次々に手品のように出されました。
K先生は教え子との共著で「楽しい数学」を出版されています。今日の話もこの中からいくつか出されました。
#blogで取り上げることについては了解済みです。
by okadatoshi | 2016-12-15 23:06 | 情報/数学/授業 | Comments(0)
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