TVもラジオも師走になったと報じています。
キャンパスも初冬の風景です。▼
昼は講師控室で弁当を食べます。私の滞在する日時には、2~3人が在室しています。会釈をすることもなく無言で専門書を読むか、食事をとってすっと出ていきます。モール街のベンチか新幹線の乗客のような距離感です。意図的に相手を無視というような悪意は見られず、ただ自分だけが存在しているような不思議な部屋です。
先週学生が質問に来たとき「固有値が・・・」という話をされていた方に今日はこちらから話しかけてみました。するとその方は名前を名乗られスルスルと話が続きました。向こうもここでは話さないことが礼儀を思い込んでいたのでしょうか。
国立大学を定年後、ここに専任で勤務し今は非常勤で数学を担当しているという方でした。本学の学生の高校時代の数学の素養や選抜方法について話しが弾みました。▼
機器利用の科目ではgrapesを終えて、プログラム言語に入りました。以前も触れてますがパソコン演習室は非常に使いやすく、講義内容を理解して受講する学生がほとんどなので気持ち良く進められます。
教師卓にはモニターが3つあり、学生のパソコンの横に教師卓の操作を提示したり、個々の学生機の画面をモニタリングができて特定の学生画面を一斉に全員へ表示なども可能です。教材用ファイルも簡単に学生側へ渡せます。▼
プログラムの立ち上げから、直線型とIF THNE文まで話しプログラムの保存と呼び出しまですませました。
コラッツの問題「任意の自然数 n をとり、n が偶数の場合n を 2 で割るる、n が奇数の場合n に 3 をかけて 1 を足すという操作を繰り返すと、どうなるか」について触れました。
どんな初期値から始めても、有限回の操作のうちに必ず 1 に到達するという主張が、コラッツの予想で実はまだなぜそうなるのか証明はされていません。
”奇数と偶数に分けてこの操作をし1になれば終える”プログラミングをせよが今日の宿題です。
2本のツリーが電飾されていました。50年ほどすればここも上ヶ原のツリーのように大きくなるかな。▼