北の出講先では、後期は教科法Bで”模擬授業の演習”、教科法Cではパソコン演習室で”機器を使った数学の教材作成”を行っています。
今週は数学Ⅱで三角関数のサインカーブの模擬授業をやりました。▼
単位円とサインカーブの対応関係が初めての生徒には理解しにくく工夫が必要です。教科法Cでは、現在grapesを使ったグラフの作成を行っていますが、つぎのようなサンプルプログラムがあります。▼
これと同じような動きを
grapesのhelp機能を使いながら独自に作成した学生がいました。
モニターの動きを画面キャプチャーで動画保存を試みました。
この種のソフトはいろいろありますが、試用期間後は有料だったり、シェアウェアのものなどが多いです。その中から操作方法も簡単でフリーのものを紹介します。
手軽に使えるデスクトップレコーダー!「VClip」
使い方もこのサイトで説明してあります。ここからダウンロード先のリンクをクリックします。
VCLIPから、DownloadVClip.zip13.8MBをクリックするとダウンロードが始まります。
学生の作った単位円とサインカーブの初期画面にして、VCLIPを立ち上げキャプチャしたい部分に枠を広げます。RECを押した後、θの値を0から増やしていきサインカーブの描く軌跡を表示させます。終わりまできたらSTOPを押して最後にSAVEを押します。▼
このようにして出来上がった動画です。▼
同様の方法で最初に紹介したサンプルプログラムの画面の
動きを保存(チェック)しました。
パワーポイントのアニメ機能や、変化する画面を取り込んでジフアニメにするなど動きのある教材作成の手法について触れましたが、画面キャプチャーも有効なツールになりそうです。