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「とと姉ちゃん」になぜハマるのか
現職時代にはまったく無縁であったNHKの朝ドラを見る度数が増えてきました。”あさが来た”あたりから朝の習慣になっています。
”とと姉ちゃん”の場合には、場面が戦後になり”暮らしの手帖”の花森安治役の花山伊佐次が登場したあたりから見過ごすことなく視聴しています。

「とと姉ちゃん」のモデル「暮しの手帖」はNHKをdisっていた『ぼくの花森安治』
というサイトで、”暮らしの手帖”へ入社した二井康雄氏の執筆した『ぼくの花森安治』の紹介を見ると、当時の会社の雰囲気や冊子作りの様子が垣間見えます。リンゴ箱を積み上げて暮らしやすい家具に変身をさせるシーンがありました。
幼いころ私の母は、隣の八百屋さんからリンゴ箱をもらい柄物の包装紙を貼って積み上げ最上部に布をカーテンのように張って収納棚にしていました。
実在の人物をモデルにすることで、親しみが湧き、ドラマの中で自分が若い時の追体験のようなものを感じることでハマるようです。

今日はつれあいの買い出しに車を出し、その間本屋に行くと”暮らしの手帖”の宣伝パネルがありました。▼
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創設時に入居していたビルの3階。▼
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とと姉ちゃん視聴率一覧表と推移グラフです。▼
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新婚当時、つれあいのために”暮らしの手帖”を購入していました。同社が紹介した”スポック博士の育児書”も購入しました。今では、時代遅れの評価があります。吉兆の湯木貞一さんの家庭のおかずの連載も記憶にあります。
by okadatoshi | 2016-08-04 19:33 | メディア | Comments(2)
Commented by shinmama at 2016-08-04 21:56 x
NHkの朝ドラで 毎回欠かさず見ていたのは
「おしん」「あぐり」「ゲゲゲの女房」「カーネーション」「花子とアン
「マッサン」「あさが来た」でした。
こうしてみると 私は創作話より 実在していた人の話が好きなのだと思います。
だからでしょうか 「とと姉ちゃん」も 毎日楽しみにして見ています。

今のところ 私にはドラマと時代的に重なるところはありませんが、
暮らしの手帳は 結婚してから時々買っていたので 親近感を感じます。
Commented by okadatoshi at 2016-08-05 08:11
shinmamaさま
今朝もBSの方を私は視聴。つれあいは、朝の涼しいうちに(もう暑いですが)畑に行っているので8時からのものを録画中です。
若者はTV離れと朝の時間は忙しいので見てないと思います。
熟年世代が対象になると、このようなドラマの内容を知っているというのがかなりの視聴率アップにつながります。

今日の内容では、「確かに料理のプロセスが写真を多用してしていたな」とか、女性のファッションで「厚ぼったい布地に同色の釦をつけて従姉がおしゃれをしていたな」など、記憶の襞の中にも気づかされました。
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