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孫君の課題作成
昨日は、吹奏楽部の県大会へ向けての神戸市の予選を見に行きました。
学校主催のコンサートと異なりコンクールのため、場内での撮影は一切禁止。
その上入場料も@700円。
孫君の学校は、大量の3年生が卒業して一年生が参加しているためか技術的には難しく入賞ならず。

今朝起きて、わが家へやってきました。
夕方に塾へ行くまで、親から依頼された絵画と課題研究の相談で終日つぶれました。
絵画は彼の唯一苦手な科目です。
”窓からみた風景”、”市営地下鉄”の二つから選択。
アイデア勝負ということで、地下鉄の窓から見た風景を描くことにしました。窓枠を入れて二つのテーマを両方満たしています。昨日、沿線風景をジジは動画に撮り再生しながら図柄の相談。

次に課題研究のテーマは、本人の希望で”πを求める”に決めました。
最初に小学校の円周率の扱い方を調べ、実際に求めることに。
私自身、若い時に”πの歴史”をまとめパソコンの多桁演算にのめり込み円周率をかなりの長さまで求めた経験があります。

モンテカルロ法を使いエクセルで乱数発生させて求めさせました。
発生させた点が円の外か内側かの判定を最初に手計算で苦労させた後に、エクセルのIF関数を使いました。▼
孫君の課題作成_b0036638_2131922.jpg
中学の技術科で、IF関数はヒャクマス計算の正誤判定に使ったというので、再現させてみました。(下図)$を使ったセルの固定も使い思った以上に進んでいるのでびっくり。
機器利用では学校格差があるように思います。▼
孫君の課題作成_b0036638_21312668.jpg
次に、円に内接する正六角形から、内接正十二角形の一辺を求める方法をピタゴラスの定理と相似比で求めさせました。中学生には二重根号は無理なので、根号内の計算は電卓と併用させて、正十二角形の辺は正しく求めました。ピタゴラスの定理は中3で出てきますが、本人は理解しています。
孫君にきちんと数学を教えたのは今日ぐらい。
終日、家庭教師モードでしたが、これをどう発表用紙にまとめるのかが難しいです。
共働きの親などは、夏の課題のフォローが大変だと改めて思います。
by okadatoshi | 2015-07-30 21:34 | 孫の時間 | Comments(4)
Commented by shinmama at 2015-07-30 22:43 x
親が ずっと家にいても 
教えてやれる能力がなければ 夏の課題のフォローはできません。
「宿題やった?」と聞くのが せいぜいです。(笑)

息子は私学でしたが、希望者に学校が夏休みでも毎日夏期講習をしてくれるので
「習字」以外 宿題らしい宿題は なかったように思います。
ただ、学食が休みなので、毎日 お弁当を作るだけが私の仕事でした。

近くに 教えてくれる人が いるのといないのとでは 
子供の能力に差が出ることが ブログを拝見して 良くわかりました。
Commented by okadatoshi at 2015-07-30 23:01
shinmamaさま
生徒や児童の学習効果は知りたいと思うときに適切な教材や事例を示すことで随分と変わると思います。
絵を描くときは、いやいやで、パソコンの動きを見るときは活き活きとしています。
ヒャクマス計算の関数の埋め込みのときに「周りの生徒は分かっているの?」ときいたら、
「知らん、先生が出した式を勝手に一人でいじくりたおしているだけ」
という返事でした。
正直、中2でIF関数で正誤判定を出すことに衝撃を受けました。
大学生でもexcelに関心のない学生は知りません。
Commented by kazewokiru at 2015-07-31 10:05
okadatoshi様

孫から信頼と尊敬を得られる、お互いにとって良い時間ですね。
孫さんの学習能力や取り組む姿勢には驚愕です。
なんとも羨ましいご関係ですよ。

以前、skype通話で「算数は教えてもらってるの?」と、
尋ねた事が有りました。
その当時は、「まだ分らない所が無いから聞いていない」との返事でした。
益々先が楽しみですね。
Commented by okadatoshi at 2015-07-31 12:53
kazewokiruさん
ジジバカになるので本文では触れませんが、数字に対しては特別なゲーム感覚のようなものがあって、座標で今回の4分円の外かうちの判定も、実際に距離を計算するのではなく、数字の組み合わせの表を作り、少ない外の値だけをチェックして全体からその数を引いて内側の値を求めるなど、効果的な方法をまず最初に考えていました。
もう五目並べも勝てなくなりました。
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