先日、
神戸市立博物館で5月10日まで開催中の
チューリヒ美術館展へ行きました。▼
博物館の建物は、1935(昭和10)年竣工の、旧横浜正金銀行神戸支店ビルを転用しています。正面にドリス様式の円柱が建ち並ぶ新古典様式の建物です。
建物外壁面に飾られたパネル。▼
モネ、セザンヌ、キリコ、ダリ、ルソー、ゴーギャン、マグリット、ボナール、シャガール、ホドラー、クレー、マティス、ピカソ、ミロなど印象派からシュルレアリスムまでの傑作70点以上が一堂に会して展示されています。
撮影禁止なのでパンフレットから幅6メートルのモネの大作。▼
今回の展示で購入した一枚の絵ハガキ、シャガール “婚礼の光”(1945)。
ナチスの迫害から逃れアメリカに渡ったシャガールは、最愛の妻を亡くします。
その翌年妻との楽しかった思い出を表した作品と言われています。▼
この博物館の建物自体が重厚で趣があります。
2階にある世界地図のステンドグラスと、いつも写したくなる3階から2階へ通じる螺旋階段です。▼