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北の出講最終日(2)
2014/1/9と同じタイトルです。
ヒャッキンの額に入れた私の描いた「キャンパス風景のスケッチ」をセンターに預けました。教採の勉強会で最後まで続いたメンバーへの卒業(予定)のお祝いです。▼
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毎年最終日には、現職時代の古文書からいくつかを持参して話します。
資料を整理することで教職生活に役立つ例としてスクラップブックも持参しました。
膨大な数になるので二冊を選んで持参。

1969年のものです、全国の高校では全共闘の影響下高校紛争が起きていた時代です。今の学生は20~21歳ですから、まさに古文書です。▼
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もう一冊は1982年台のもの。
麹町中事件の記事もあります。保坂氏は、その後も生き方を変えることなく衆議院議員を経て現在、世田谷区長についていることなど知っている人も少なくなりました。▼
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各職場で関わった情報紙の話などを始めると時間は足りません。
午前中は私が話しましたが午後は、午前中の始業式を済ませたIさんが、若手の教師の生活を話してくれました。

一般企業に入ったがやりがいを感じないでその後、科目履修生として数学の免許を取り直し、非常勤講師を経て高校教員になった苦労人です。私の講義の受講者で今日の出講は無償のボランティア。
教職か一般企業に悩む学生にとって、話される内容は私の話よりも今の学生さんには役立ちます。▼
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帰りは最寄駅まで一緒に。若い人の話を聞けるのが楽しい。
Iさんは、もう一人前の教師に成長をしていました。▼
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by okadatoshi | 2015-01-08 22:30 | 情報/数学/授業 | Comments(4)
Commented by shinmama at 2015-01-08 22:54 x

教師を目指す 今の若い学生さんたちがどのような感想を持たれたのか
お聞きしたい気がします。

自分の子供の入学式に出席して 勤務先の入学式を休んだ教師もいる時代だけに
どこまで 教師に期待をしてよいのか 親の立場で悩む人もいるのではないかと思っています。
Commented by okadatoshi at 2015-01-08 23:20
shinmamaさま
情報過多社会の中で、教師も、生徒も、保護者も余裕がなく焦りと共に、疲労感が年々追加されていくようにおもいます。
この世の中、ネットでなんでも手軽に知ることが便利なことなのかわからない時代ですね。
Commented by kazewokiru at 2015-01-09 09:33
okadatoshi様

古文書はこの日のために温存されておられたのかと、
深読みしそうです。
年に一度、古文書も息を吹き返しますね。
自分が育った(自分を育てた)時代背景の資料が、蘇る瞬間。
Commented by okadatoshi at 2015-01-09 15:29
kazewokiruさん
まさか40年後の錠剤になるとは当然ながら思っていませんでした。
当時の新聞を切り抜くことで黄ばんだ紙片と共に当時の空気感が
そのまま閉じられているような気がします。
当時家に遊びに来ていた生徒たちと一体何に熱中して話していたのでしょうか。
遠い遠い昔の話です。
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