尼崎のボランティアの日です。
JRにはこの時期、推薦入学公募のポスターが目立ちます。▼
先日の4チャンネルのMBSで、大学生の質の低下に対する大学側の取り組みを報じていました。入学後に失望したり、講義内容についていけない学生が10%ほど中途退学し大学経営も圧迫をしている現状も生々しく報じていました。
文部科学省
『文部科学統計要覧』からグラフ化した大学合格率の変遷です。
大学に行きたくない人たちは除外して、大学に行きたいひとだけを集めた時に、その何パーセントが大学に入れたか、を追跡したグラフ。
おおよその大学受験の全般的難易度の推移が読めます。▼
大学の入学定員・入学者数等の推移 を文科省でまとめたものも参考になります。ブルーがAO・推薦入試、水色が学力試験です。
この10年でより推薦入試が広がっていることが分かります。▼
推薦入試の選抜方法と実施時期です。
私学を中心に、書類審査と面接で合否を決めている傾向が目立ちます。
夏休みにオープンキャンパスに出かけそこで声掛けをされて二学期が始まるとすぐに実質入試が始まります。▼
じっくりと高校教育3年間学習することなく、少子化による受験生確保に走る大学側が、高校生を囲い込んでいる図式が浮かび上がります。