版画集購入時の給与
昨日、ベルギー王立図書館編『ブリューゲル全版画』から選んだ書斎の絵を載せましたが、この画集の価格が38,000円でした。当時の給与を調べて見ました。

現職リタイアしてしばらくして、つれあいが
「給与明細一覧表です。もう私には必要ないから、こういう資料って好きでしょう、そちらで処分して。」と言って、ドンと渡してくれました。▼
b0036638_9231967.jpg
一馬力で専業主婦として家計を切り盛りし、二人の子供を育て、曲がりなりにも戸建ての家で生活できているのもつれあいのおかげです。すべて給与はつれあいに渡し、そのなかから私の小遣いも頂きました。
家計のことを考えないで仕事に専念できたのでとても楽でした。
もちろん、捨てないで保存をしています。

1965(昭和40年)に赴任しましたが最初の給与が月額23,000円程度という記憶があります。当時はしょっちゅう3か月昇給短縮処置がありました。
結婚した年から退職まですべて保存されていて、渡されたときはびっくりしました。
この資料については、いずれきちんとまとめたいと思います。

結婚当初、『ブリューゲル全版画』購入時の1974年、退職時の給与をそれぞれ調べて見ました。▼
b0036638_9233356.jpg
教員の給与は、本俸以外に調整手当、住居費など加算されそれから長期・短期の共済や所得税、組合費、保健など諸雑費が引かれます。
実質手取りは本俸と同じか少し下回る金額でした。
残された明細書の報酬のみを取り出しました。31歳の時の給与に対してこの版画集は、39%を占めます。
現在の行政職32~35歳の大卒の平均俸給が311,210円とありますから、今の感覚でアバウトに月給30万円程度でしょうか。物価スライドすればこの版画集は今に換算すると12万円ほど。十分にパソコンが購入できる散在です。
リタイア後、虫干しを兼ねて版画を差替えて愛でていますから、パソコンよりも寿命が長いとも言えます。
[PR]
by okadatoshi | 2013-04-20 09:31 | セピア色/若い時代 | Trackback | Comments(3)
トラックバックURL : http://okadatoshi.exblog.jp/tb/20309470
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ゆふ at 2013-04-20 12:34 x
これは…赴任されたころ私は人生が始まったところです。とりあえず出て来ました、呼吸以外できないのでみんな面倒みてね状態ですね。
Commented by kazewokiru at 2013-04-20 14:49
okadatoshi 様
凄いリアルな内部資料の大公開ですね。
と言っても公務員の給与は世間に公開されていますが。
60年前にTV放送が開始され、一般家庭に10年がかりで出回り出した頃、
家宝のように観音開きの扉が付いて、その上にはこれでもかと
綺麗な布が覆いかぶさってました。今では各部屋1台の時代。
時代の変遷、モノの価値は面白いです。

#それから・・・おめでとうございます(*^_^*)
Commented by okadatoshi at 2013-04-20 17:35
kazewokiruさん
高校生の時には我が家にはTVなんかなくて、大学に行って帰省した時に
我が家にもTVがあって「お?」って思った記憶があります。

その後、カラー放送のときに“C”というマークが画面の隅っこに
出ていて、カラーを購入したいという気持ちを刺激された
ような記憶があります。
池田首相の所得倍増計画って大昔にあったけど、それから言えば
所得は10倍以上になったかも知れない。でも、物価もスライドして
それ以上に上がっているんで、一向に豊かになった感じはしませんね。
<< パソコンの遠隔操作 ブリューゲルの絵の差し替え(2) >>