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加藤満國作品展(3)
このblogでも紹介した3年前の(2009/11/29)の加藤さんの個展に引き続き3回目の個展が明日から12/4(火)まで、JR元町駅北側にある兵庫県学校厚生会「アートホール神戸」で開催されます。▼
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実は2回目の個展から協賛出品を私も出させて頂いており、東への出講の途中に作品を搬入。講義の後に寄るとすっかり会場が整備され事前鑑賞をすることができました。
広いアートオールですが、毎回がらりと趣向を変えて作品を揃えて展示をされます。
今回は、加藤さんが昨年四国八十八カ所1200kmの歩き遍路をし、本堂・太子堂をスケッチされたものを全て展示されました。
今でも毎日20km琵琶湖周辺や近隣を歩いているという健脚ぶりです。

入口から入って左側です。1番霊山寺、2番極楽寺、3番金泉寺とはじまります。
平均して20分ほどかけて素描、何枚かは彩色。▼
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87番長尾寺、88番大窪寺、と最後まで描き上げてます。▼
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絵の下に貼ってあるのは、各寺で集めたお札です。その横にカットも全て自身で書き添えられています。▼
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現役時代の絵が好きだった人に加藤さんの人脈で声掛けされ今回は13人の協賛出品がされています。
中でも今回異色なのは、佐川満男さんです。佐川さんは歌手・俳優として著名ですが絵もうまい方です。
毎日のように旗振山に登山されそこで加藤さんとも出会い今回は協賛作品を出されました。私も佐川さんが旗振山でワンカップを飲まれているのを時折目撃します。▼
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会場で希望すればサイン入り画集も購入可能とか。▼
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私の作品は左側です。
手元に額縁がなく急きょコーナンからポスターの枠@1450円をつけて出品。
他の方々の協賛作品と比べると見劣りがします。▼
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会場で加藤さんとしばらくお話しをしました。
美術が専門の教師とはいえ、退職を待っていたかのような創作活動にはまたまた刺激を受けました。
この人の前に居ると「私も個展を1度はやりたい」などと軽はずみな言葉を口走ってしまいます。「まず、画廊を見つけ開催日を決めて退路断つ。残された時間は少ない。」と繋ぎ私の失言を見逃しません。
次回は、画廊の紹介と額縁屋さんへ行くことに。
40枚ほど描き貯めれば体裁はつくろえると言われました。
スケッチ用の額縁代金が@5000円切りぬいた台紙が@600円。画廊の費用がいくら、個展案内のハガキの枚数と送料がいくらと経験を生かした試算を話されます。
「今の仕事が片付いたら・・・」と切り抜けましたがそれは言い訳で、描こうとしないだけということは一番自分が分かっています。
by okadatoshi | 2012-11-28 22:49 | 絵ごころ | Comments(2)
Commented by kazewokiru at 2012-11-29 09:49
okadatoshi様
とうとう(笑)ご本人が登場されましたね。開けてびっくり!驚きました。
facebookで公開されていますが、思い切りましたね。
堂々と「何処からでもかかって来い!」って感じですね。
他人様を許可なく平気でUPされているのもよく見ますが、どうなんでしょう?
一般人なら常識の範囲内なら良いんでしょうか?
(常識の定義が個々の判断では線引きが難しいですけど)

退路を断つには体力と資金力が相当必要ですね。
個展を開催される方の心境とはどのようなものなのでしょうか。
Commented by okadatoshi at 2012-11-29 19:51
kazewokiruさん
帰宅後チェッカーからやさしく“助言”が入りあえなく修正。(^_^;)
facebookと異なりメジャーではなくとも、不特定多数への公開に対する身近な存在からの危惧が出るようであればそれに従った方が家庭は平和です。
昔の学生用語でいえば、簡単に“ヒヨリ”ます。

個展は真剣に考えてみます。
費用は投資信託で大損したと思えばなんとかなるでしょう。
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