スクラップ38年(3)>高校の数学の科目
スクラップ(2) 9/24の続きです。

新旧のカリキュラムの比較を見ると、それまでにない数学一般、基礎理科、初級英語などその科目を広く浅くまとめたもので、その科目の必履修をクリアできる新科目が登場しています。 昭和44年(1969)10月1日の毎日新聞▼
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私は数学なので、「数学のついていけない生徒でも高校を卒業できるための科目」という印象を受けました。

数学教育の変遷については次のサイトがあります。
学習指導要領を中心とした高校数学教育の変遷
高校数学の学習指導要領の項目の変遷
高校数学の各改訂の中身を調べる

高校時代の通知簿を出して見ました。通知表は、2~3年とも同じ印刷物です。▼
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成績は各学期とも10段階評定で、今のように学年評定を5段階にするということもありません。全体に帳票項目自体がアバウトな印象を受けます。ちなみに保護者の印鑑を押すか所は“父兄”印とあります。
数学は、代数・幾何という言い方でした。私の2年前の学年では、解析1、2であまり細分化されていません。当時は、幾何がかなりウエートを占めていてユークリッド幾何学の証明問題をよくやりました。

その後、私が勤務することには幾何のウエートが低くなり複素平面が登場。
共通一次テストの登場とそれがセンターテストに移行し、採点がコンピュータ化される中、穴埋め問題対策が出て、文章記述や証明問題の力が随分と減ってきました。

昨年から先導施行された新教育課程では行列が消えて、再び複素平面が復活しています。残っていたコンピュータを使ったアルゴリズムも惜しまれることなく消えました。

数学教育に関しては、小中の算数・数学教育の躓きが進路選択でストレートに影響を与え、指導要領に理念として書かれている数学教育の必要性から乖離しています。残念ながら、理系と文系、国公立と私学の分別の科目であることには変わりがありません。
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by okadatoshi | 2012-09-30 14:25 | メディア | Trackback | Comments(4)
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Commented by Hiro at 2012-09-30 15:44 x
全く同じ教育課程スクラップは私も所持しています。職業がらみのスクラップをブログ アップは敬遠し、
私も近々エンドレス ホビーとして半世紀継続している 「アマチュア無線史」 のスクラップを載せます。

一日一遍をモットーにしているので、ブログのタネは尽きません。少し先になりましょう。

Commented by okadatoshi at 2012-09-30 16:28
Hiroさま
まとめておきたいものはたくさんありますね。
教育課程については、教科法を教えていて、過去の流れを見直しておきたいと思い“古文書”をひっくり返しています。
教育の営みの中で、今教えている学生との年齢差を考えるとき、私に伝えられる物は、若い年代の時にどういうことがあって何を考えどう処したか、今の時点振り返るときにどうすべきであったか-そんなところかなとも。

後は、“パソコン前史”です。プログラム電卓時代から、教育機器が学校現場にどういう影響を与えたか、今や当時のことを知っている人は少なくなり資料が散逸しつつあります。

後、個人的には母の残したものがあります。
母の一生はどういうものだったのか、これは公開しませんが、母が残した短歌とか日記、メモなど手つかずです。

blogでは、カテゴリー別とヘッダーをシリーズ化し、自分史など必要な時に、私の記憶のライブラリー化も考えながらアップしているつもりです。
Commented by shinmama at 2012-09-30 22:53 x

shinpapaが 「3年日記」をつけているので、時々「去年の今日、こんなことがあった」「一昨年の今日 どこどこへ行った」と話してくれます。
すると、ついこの間のような気がすることもあれば 遠い昔のような気がすることもあります。

著しく記憶力が低下したこともありますが、退職して専業主婦となってから、記憶と時間の感覚が一致しなくなったと自覚しています。

その上、okadatoshi様のように きちんと資料を残し、それを整理整頓することなく生きてきてしまったので、曖昧な話を何度も繰り返す ウザイおばあさんになりそうです。
Commented by okadatoshi at 2012-10-01 06:38
shinmamaさま
小学校5年の、母の日に母と日記を書くことを約束し、ほぼ旅行などで長期自宅にいないときを除き、何か書いていました。
当初は絵日記でした。
もし処分するなら真っ先にと思うほど若い時のものは赤面物の内容です。
50歳を過ぎた頃から、忘備録のようになり1年目になにをどうやったか分かりやすいように、3年日記に切り替えました。退職後は、さらに5年日記になり、今年で5年目の欄が終わり、来年は3冊目の5年日記に入ります。
shinmamaさまの場合には、blogの記録が何にも増して、生きた記録になっています。
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