使用貨幣の単位は、チェココルナ(CZK)で、1CKZ=3.91円。4倍すると日本円に換算できる。EUに加入している国では、すべてユーロを使っていると思っていたが、今回の5か国周遊では、チェコとハンガリーが独自通貨。チェコは、ユーロを使用できる国内経済力はあるが、あえてチェココルナを使用し、ハンガリーはユーロ通貨になり支援を受けたい国なのにチェコとは逆に、経済力が脆弱で申請ができないという説明があった。チェココルナは、ユーロに対しても強い貨幣になっている。
チェコの歴史は、侵略と独立の繰り返しだ。マジャール人、オーストラリア・ハプスブルク、ドイツ・ナチ、ソ連との間で民族の言葉を守り続けてきた。
北海道を少し小さくしたほどの領土で、日本との関係は大阪万博の年に始まった大相撲の優勝者へ渡すボヘミアガラスの優勝杯。原爆ドームはチェコ人の設計による。
「ドーブリーデン(今日は)」で始まる朝は、観光客用の路面電車(トリム貸切臨時便)に乗り最初に市内観光をしプラハ城へ。ひげを蓄えた運転手さんと記念写真。▼
プラハ城はかつてボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城。▼
衛兵と聖ビート大聖堂。▼
城内にある錬金術師達が住んでいたとされる黄金の小道。(左)青い家は、カフカが」住んでいた家。右は城壁への階段。▼
現地ガイドさんが「ヤクザが」いる!」と教えてくれる。運転手が着ているシャツの背中に“YAKUZA”のロゴ。街の観光を旧チェコ製のクラシックカーで案内している。
この車は右ハンドルで、ドイツの支配下に入る前の仕様とのこと。▼
午後から、現存する個人所有では最大のボヘミアの古城観光。2階部分には恒例の城主がなお住んでいる。
高所の岩盤上に聳える城。右は城主専用の礼拝堂。▼
▼カレル橋の聖ヤン・ネポムツキー像で台座にタッチ。(笑)▼