夏休みの宿題
今週が北の出講日の最終日。西の出講日は7月にあと3回あります。
北の出講先は、数学の教科法です。
最終日は模擬授業の後にやっていた小テストをまとめて返却しますが、解答状況を1-0の正誤に分けたS-P処理の演習をやります。ひところ、授業分析に花形であったS-P表も今や、大量のパソコンの普及と共にパソコンの用途が検索とコミュニケーションに特化し、そのために忘れ去られています。

教科法は後期にも繋がるので、夏休みの宿題を出します。この教室では高校と同じスタイルで委員長も決めて「起立・礼・着席」をやります。
宿題は、フリーな数学の時間に使える投げ込み教材を作ることです。▼
b0036638_22263868.jpg
この手の素材はWebで探せばいくらでもありますが、コピペでは評価が低くくなります。
毎年出していますが、中にはいいものを考えるキラリと光る学生がいます。

次の例は私が作ったサンプル例です。
対象分野:高校 数B
キーワード:等比数列
ねらい:身の回りの事象に数学的視点で見ると法則性のあることに気付かせ興味を持たせる。
数B以外にフリーな時間にも投げ込み教材として使える
 ある日職場に、N証券の資金運用アドバイサーが訪れその方から次のようなカードを頂きました。
これは「相手の考えている数字を当てる」ことができるカードです。6枚のカードから頭の中に浮かんだ数字が含まれているカードを選んでもらいます。選ばれたカードの左下にある数字を加えると「その数字」になります。(以下 略)▼
b0036638_22265685.jpg
実際に現職時代に某証券会社の外交の方が来られたのです。証券には関心が無く数当てのカラクリの方に関心がありました。その規則性とさらに拡張する方法をその方にハガキで知らせました。相手は「こんなお客さんは初めてです」と言われました。
理系で数学の教師を目指す学生には日頃から、数学的な視点で周りの生活を見てできれば教材化して欲しいというのが狙いです。
[PR]
by okadatoshi | 2012-07-09 22:28 | 情報/数学/授業 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://okadatoshi.exblog.jp/tb/18574636
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by shinmama at 2012-07-10 07:27 x
私もこの「マジックカード」を持っています。
(大掃除をしていたら 出てきました)

さっき出して見たら カードは7枚ありました。
たて6個、横9個の 数字が並んでいます。

いつ買ったんだろう、、このカード。
たぶん高校生の時だと思うのですが、、、。
Commented by Hiro at 2012-07-10 07:33 x
昨日定期試験の評価を完了、今日は資料を送って完全な夏休み体勢に入ります。

とし様もあとわずかですね。ブログ上からしばらく 「出講」 文字が消え、指導内容を拝見できないのは少々淋しい。

そう言えば、私は今年度は指導内容については、すべて、プライベートファイルに記録して
一度も具体的内容をブログアップしませんでした。
Commented by okadatoshi at 2012-07-10 07:55
shinmamaさま
左下の数字が、1,2,4,8,16,32と2の累乗になっていることがこのカードの秘密です。
日頃のblogを拝見しても、今やトレンドの“理系女子”であることが分かります。
Commented by okadatoshi at 2012-07-10 07:55
Hiroさま
学年進行で教職科目に新たに「教職実践演習」という科目があり、現3年までは履修履歴(ポートフォリオ)が各自にファイルとして割り当てられます。
評価以外の学生へのアドバイスを書き込みます。これは教育実習や介護実習でもすべて記述で指導教官と学生個人も綴ります。教職単位の認定の時にこの履修履歴も評価の対象になります。
文科省の指示ですが、年々出欠や評価報告が複雑になってきました。
<< 理系の子 視覚障がいの方の学習会(14) >>