仕事で行けない親に変わって、ジジが授業参観。
廊下には、裁縫道具の展示がしてありました。これぐらいなら写真撮影はいいかな。▼
授業中の撮影とその公開はさすがにできないでしょう。メモで再現。
先生:「銀行で下した5円がある。これから皆に“貸すからな”。表と裏をしっかり見て、これから配る紙に気が付いたことを5つ書こう」
できた順に先生のところに持っていき、最初の3人が黒板に書く。
孫君も2番目に提出して前で書いてました。
先生:「この5円には、5年生の社会科で何を学ぶか秘密が隠れてるんや」
と言い、先生は児童のあげた文言から
稲穂、歯車、海、双葉を書き説明をする。▼
どんな職業があるかも聞き、5円玉が発行された時代にはまだ第一次産業が中心であったことに触れてました。
先生:「ところで5円玉は何でできているか知ってるか?」
児童は金とか銅といってました。やりとりのなかで、先生は100円は銀でできているとオーバーラン。
さすがに若いお母さんたちもひそひそ話し出すと、「銀かどうかは後で調べよう。今は触れない。」
先生:「これは薬きょうでつくったんやな。もう戦争はしないという平和を願ったお金や。」
この年代は、手をどんどんあげますね。
みてて気持ちがいい。授業中に立ち歩く児童もいません。
高校生とはずいぶん違います。いつごろから、自主的に発言しなくなるのだろう。
授業のあと、友達を連れて家に遊びに来るのを待って夕方帰宅。
友達は隣のクラスの子で、授業内容はやはり社会で“5円玉”。事前に共同で教材研究や教案を書いて保護者会向けに校内研究会などをやっているんでしょうね。