東の出講先の初日です。桜も散り始め一部葉桜になりかかっています。▼
足元は花弁の絨毯です。▼
今年から受講届の期間が広がり最終登録日が伸びました。
キャンパス内の立て看板も、1~3年生用のキャリアセミナーや就職基礎講座などの呼びかけが目立ちます。▼
不況ムードの影響もあるのか、就活対応の情報提供がやや過剰な気がします。
より効率的に無駄を排除し、目標を定めてベクトルの方向を揃える-そういう時代になってしまいました。
高校時代から受験に必要な科目を定めて、入試に関係のない教科の時間は内職か居眠り、そういう習い性が大学にも持ち込まれているように感じます。
せめて大学の前半ぐらいは、誰にも指示されないで自由に本を読んだり高校時代にできなかった旅行やボランティア活動などして欲しい。
そうする中で、人間性や考えの幅も広がり、局面の変化にも対応できる企業にとっても役立つ人材が育つと思うのですが。
昨年は、
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へという文言の紹介を新入生に話したのですが今年もこの文にある「海を見る自由」について触れようと思います。