今日の朝日新聞朝刊には、
大学監督と委託契約の覚書について報じています。八百長相撲に匹敵するしがらみが大学野球部関係者と続いていたことになります。
昨日から
、巨人、6選手に契約金36億円 球界申し合わせ超過やそれに反論する巨人サイドの
巨人社長「違反一切ない」朝日新聞に抗議書、法的措置もなど報じられています。▼
朝日新聞は、内部資料からとしてますが、巨人の球団側は流出経路の予想が立っているようです。
これまでの球界の盟主然とした巨人軍のダーティな一面が再び噴出した感じです。
この件で34年前の夕刊報道を思い出しました。
昭和53年(1978)11月21日の
毎日新聞夕刊(クリックで拡大)と、同じく
読売新聞夕刊(クリックで拡大)です。▼
さすがにこの時は、すんなりとは認められず、一旦阪神に江川が行き、巨人の」小林とトレードの形になりました。
結果的には巨人の思惑通り進み、後味の悪い巨人軍(=読売新聞)の行動でした。
これらの一連の読売側の報道は、社会の公器、公正中立と標榜する報道機関が、自社の都合のためならいかに報道を捻じ曲げて報じるのかの証左です。一社だけあるいは、マスメディアの垂れ流す情報だけでは判断をすることができないということを示すとてもいい情報教育の素材です。
この一連の報道の扱いも、それぞれ系列化されたテレビ局の扱いに当然ながら反映をされていくでしょう。