今晩の
NHKスペシャルの独裁政権VS若者たちの映像に魅せられました。中東ネット革命の舞台裏をリーダーへの取材取材を交えながら追ったドキュメントです。
チュニジアに始まり、エジプト政権の崩壊とさらに周辺諸国へ連鎖の輪が広がっています。その中で、果たしたフェイスブック。
インターネットによる情報の伝播が独裁政権の力による押さえつけを跳ね返しています。
政権の情報コントロールができなくなり崩壊していく過程が
リアルに報じられています。
再放送は、ネットが革命を起こした ~アラブ・若者たちの攻防~
2011年2月22日(火) 午前0時15分~1時04分 総合 (21日深夜)
中国は共産党一党独裁を国是とし、アラブのニュースを遮断しています。北朝鮮も国民の不満を国内で抑え込めなくなるのは時間の問題でしょう。
いともあっさり、政権の崩壊が起こり、その中からどういう未来が生まれるのか、混とんとしたかつてないメディア社会を迎えています。
日本の今は、緊迫感もなく自由に好き勝手な意見が言える中で、政府は求心力低下へと直結しています。独裁政権などと無縁な日常生活が続く中で、2チャンネル的な匿名性に隠れた情報手段の浪費が見られます。
民主主義を育て国民の意思の集約させるという点では、今の政治体制は時間がかかりますね。落ち着いて考える時間や生命の危険のない時間と空間に生きて居ることをもっと大切にしたいもの。