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n88系のBASIC全盛の時代があった
 高校の数学Bでは、選択対象から真っ先に削られているマイナーな計算機の分野があります。
教科書では十進BASICを使ってプログラムによって問題解決の方法が記述されています。その教材を準備しながら現職時代のころの資料を見かえしてみました。
 プログラム言語の元祖というべき、n88系の行番号のついたBASIC言語で授業をしていました。
 今から30年ほど前です。
当時出始めたパソコンを使って数学の選択で3年生の文系で授業をやり仕上げに「卒業作品集」を出していました。実際に自分の打ちこんだ通りに画面が動くと生徒は、歓声をあげていました。▼
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 その当時よりも機器環境は進んでますが、今ではパソコンは「計算機」というよりコミュニケーションと検索として定着しています。
 イーテキスト研究所では、n88系BASICをWebで公開しています。ebasicの操作方法もPDFでアップされています。
 ebasicを実行してみました。現在50代の方で当時、n88で自作のプログラムを組んでいた方には懐かしいのではないでしょうか。▼
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by okadatoshi | 2009-11-24 20:42 | 情報/数学/授業 | Comments(2)
Commented by ガンさん at 2009-11-25 22:45 x
 古き良き時代を感じます。

 今の勤務校では数学Bを選択する生徒は学年の2割です。数学科からすると、何を勉強して卒業するのだろうと思うのですが、現状ではどうにもならない光景を目にします。

 数学科指導法で、BASICをやっていた3年前が懐かしいです。今やExcelで処理をしていますが、基本的なプログラムの練習が役に立った感触は、職についてから実感しました。

 現況では、宿題をやって来なかった生徒を残し、出来るまで粘り強く関わる事をしていますが、プログラムの世界からは遥かに程遠い気がしています。

 
Commented by okadatoshi at 2009-11-25 23:07
 当時は、文系で選択2単位でした。
12月の授業の終わったあと、パソコンの部屋に半数ほど残り作品を
作ってました。連日6時ごろまで居残ってました。

文科省の仕分けで、教育予算を突っ込んでも、調査などの事務上の仕事量を今の10分の1にしなければ、事務作業に教師は時間をとられすぎと言ってました。その通りと思います。

今の教師は、放課後生徒と付き合う時間などないです。
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