TV番組欄に囲み記事で紹介記事が書かれていたテレビ朝日のドキュメント番組です。午後2時から3時25分という時間帯でした。
余命半年の宣告を受けながらも、病と闘いながら明るく前向きに生きる札幌市の鎌田茜さんを追った番組です。タイトルや紹介記事を見て、亡くなった後の番組編成かと勘違いをしました。現在進行形でなお闘病生活を続けており救いがあります。
TVガイドのよれば、「2006年3月、あごの下に異変を感じた彼女は肉腫と診断され、その翌日に妊娠が判明。6月末に手術し、悪性と診断された。11月に長男を出産。6日後に2度目の手術を受けたが、07年12月に転移が発覚し余命半年と宣告された。しかし、08 年7月に余命宣告された半年を経過したが、元気に日常生活を送っている。」
病と対峙することで、若さに関係なく回りへの配慮、積極的な生への前向きなこの人の優れた人間性の成熟と意欲が感じられます。そして、それを支える家族や介護士の同期生や周りの人々の支援を作りだすネットワークの素晴らしさがストレートにつながります。視聴後のインパクトはかなりありました。再放送がされると思います。
いわゆるゴールデンタイムの「芸人のクイズ大会」が幅を利かす中でこのような優れたドキュメント番組を流す民報やそれを視聴率で可能にする視聴者がもっと育って欲しいと思います。